アーティスト

yuko20602012-05-01

英題:The Artist




『正直賛否両論な映画かも・・・。
個人的には芸術的な作品だな、と言う感じでしたが。』




※画像は映画「アーティスト」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!






1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していた
ジョージ・ヴァレンティンは、新作の舞台あいさつで新人女優ペピーと出会う。
その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけに
ヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと駆け上がる。
一方ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、ジョージのサイレント
映画は大コケ。
ジョージは酒に溺れ落ちぶれてしまう。
スター女優になったペピーは、ジョージの復活をもくろむが・・・。



この映画、アカデミー賞を取る前から、銀座シネスイッチが公開を決めていたので
かなり楽しみにしていたんですが、アカデミー賞を受賞したことで、一気に
上映館が増えたので、アカデミー賞受賞したことで一気に注目度が高まった、
マイナー → メジャーへとなった映画ですね。
この感想を書くに辺り、ちょっとネット上の評価を見てみたのですが、平均評価が
80点くらい。
賛否両論で、過去の名作でアカデミー賞が取れなかった作品への冒涜だと
書いている人もいましたが、そこまではいい過ぎ??かなと。
でも、私も個人的には★5つをつける程の作品ではないかな〜とは思いました。


この映画、カラーでセリフのある2D映画を見慣れていて、更に3D映像がかなり
メジャーになって来た昨今の私たちに、いろんなことを投げかけている映画なの
ではないかしら??
『想像力』が昔の人より乏しくなっている現代人に『想像力を働かせて映画を
見なさい』という問題提起もしているような気もします。
セリフも要所要所でしか、字幕出てて来ないし。
あと、全編「白黒」なので、映像の色の無い世界を色のある世界に
個人的には、「英語でなんて言ってるんだろう」なんて彼らの口の動きから
セリフを想像しながら映像を見るのはとても面白かったし、音楽も美しいし
芸術的な作品だなぁ〜と思って見ていました。
私が前にご紹介した「フラメンコ・フラメンコ」のような作品が苦手な方は
もしかしたら、この映画の評価も低いかも、なんて思いました。
アカデミー賞作品賞を受賞した作品なので、ということで見に行く方も
多いかもしれませんが、これから見られる方は「想像力」を最大限働かせて
見ることをオススメします。





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