宇宙人ポール

原題:Paul

『ただのオタクカルチャー映画、コメディ映画ではなく
　ストーリーにどんでん返しがあってなかなかおもしろかったです。』

※画像は映画「宇宙人ポール」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！

アメリカのコミケ、通称"コミコン"に参加するため、イギリスから
はるばるやって来たグレアムとクライブ。
しかしSFオタクのふたりにはもうひとつ目的があった。
それは長年の夢だったアメリカ西部のUFOスポット巡り。
大きなキャンピングカーに乗り込んでいざ出発！…したまではよかったが、
猛スピードで追い越してきた車が突然クラッシュ。
駆け寄ったふたりが遭遇したのは正真正銘の宇宙人だった！

1947年、アメリカ、ワイオミング州のムーアクロフト。
そこで暮らす幼い少女は、ある夜、怪しい光を放つ飛行物体が愛犬に
向かって墜落してくるのを目撃した。
この不可解な出来事から60年・・・。
イギリス人のSF作家クライヴとイラストレーターのグレアムは、世界中の
マニアが集うイベント“コミコン”に参加した翌日、レンタカーで
アメリカ西部のUFOスポット巡りに出発。
その途中、ネバダ州のエリア51付近で1台の暴走車の事故現場に遭遇する。
恐る恐る車内の様子を窺うと、姿を現したのは、“ポール”と名乗る宇宙人。
地球を訪れた60年前、政府の秘密施設に拘束された彼は、解剖されそうに
なったところを逃げ出してきたのだ。
故郷に帰るのを手伝ってほしいと頼み込むポール。
ポールを故郷に送るため、さまざまな困難を乗り越えることになるのだが・・・。

この映画、秋くらいからあちこちの映画館で前宣伝見ていて
「かなりくだらなそうだけど、面白そう！」と思っていて
ちょっと見たいなぁ〜と思っていました。
B級映画だし、まぁ、そこそこ笑えればいいかな、なんてあまり期待も
せずに見に行ったのですが、なかなか面白かったですよ。
映画館内もかなり席が埋まっていたし、私みたいなお客さん結構
多かったのかな？なんて思ったりしました。
結構、下品なので、正直子供にはあまり見せない方がいいですが、
おもしろい映画ですよ。
くだらないと言われてしまえばそれまでなんですが、ストーリーが
単純ではなくて、最後の最後にどんでん返しがあるので、意外と
脚本を練られています。
また、SF映画好きな人にはいくつか、SF映画へのオマージュが
ちりばめられているので、その辺を楽しめる作品なのでは
ないでしょうか？？
音楽も、Grover Washington, Jr.の「Just The Two Of Us」や
Marvin Gayeの「Got To Give It Up」なども使われていて、
個人的には音楽も楽しめて、笑えたのでかなり満足しました。
映画の前半の方が笑えるシーンが多くて、面白かったです。
後半は若干、真剣なシーンが多かったかな・・・。

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