「コクリコ坂から」

yuko20602011-07-31





『古きよき、戦後の昭和の時代のキュンとするお話です。』




※画像は映画「コクリコ坂から」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!


太平洋戦争が終わって18年、日本は焼け跡から奇跡の復活を遂げ、
東京オリンピックの開催を目前に控えていた。
交通地獄が叫ばれ道も電車もひしめき、公害で海や川は汚れた。
そんな中、横浜のある高校では、明治に建てられた由緒ある建物を
取り壊すべきか、保存すべきか、小さな紛争が起きていた。
高校生の海と俊は、そんな事件の中で出会い、心を通わせ、
助け合って行く。
ふたりが見出した日本の“明るい未来”とは、何だったのか。


昨年公開された「借りぐらしのアリエッティ」もほのぼの
していてよかったけど、この作品もほのぼのしていてとても
よかったです。
メインは、海と俊の恋愛物語なのですが、その一方で、
明治時代に立てられた、学校の建物を壊そうとする学校側と
知恵を合わせて、戦っていくのですが、その様子を見ていて
戦後の日本の、日本人のまっすぐと目標に向かっていく強さ、
団結力、そして「日本を良くしたい」「物事を良くしたい」と
まっすぐに物事に立ち向かっていく強さが描かれていて、今の
日本人に足りないものを教えてくれている映画なのかな、と思い
ました。
宮崎駿監督は、この映画を「震災復興へのメッセージ」とも
位置づけていると言う話もどこかで聞いた気がするのですが
今の日本人には足りない、「国をよくしようと言う情熱」とか
「古いものを大事にする」とかそういうことを教えてくれている
映画なのかな、と思いました。
今までの宮崎駿監督の映画に比べると、以前雑誌に連載されていた
漫画をベースにしているようなので、ちょっと物足りなさも
あるのですが、これはこれでいい作品だな、と思いました。



                                                                                          • -

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