7/9 Oscar Castro-Neves & Lisa Ono@Billboard

<Member>
Oscar Castro-Neves(vo,g)、小野リサ (vo,g)
Febian Reza Pane(p)、杉本智和 (b)吉田和雄(ds)、Bob Zung(sax)、



<Set List>
1. Double Rainbow
2. Ela e Carioca
3. Wave
4. Holding With An Open hand
5. Manha da Carnaval
6. Palpite Infeliz
7. In the Small Hours
8. Saudade da Bahia
9. Edmund (In the Mood)
10.Tea For Two
11.Undecided
12.Historia de un amor
13.Chora tua Tristeza
14.Samba Medly
Masquenada → O Pato → So danco Samba → One Note Samba
15.Sabou Sabou


Enc.
1. Izaura




昨年に引き続き、小野リサさんのライブをBBLで見てきました。
昨年のBBL公演も同じ頃に行われているのですが、レポ書く自信が
なくて書いていませんね・・・(^^;
私的には、毎年の夏の風物詩的(リサさんが産休の時は除いて・・・
ですが)なライブで、今年もまた夏がきたなぁ、と言う感じで
見に行きました。
今回も昨年のライブ同様、最初の6曲くらいをGuestにまかせ、途中
からリサさんが登場というスタイルでした。Oscarは正直、歌はあまり
上手くないのですが、味があって、いい感じでした。
また、ギターがとても暖かく、若干こもった感じの音を出していましたが、
年季の入ったいい音を出していました。バンドの方は、いつも通りの
メンバーでしたが、Bassが今回初めての人で残念ながら、音が小さめで
ちょっとバンドを支えきれていなかったです。
逆にDrsがうまくカバーしていた感じですね。
PianoのFebianは相変わらずいいPlayをしていて随所のソロで美しい
ソロを聞かせてくれました。
前半は、彼のオリジナルや、Antonio Carlos Jobimの曲などを演奏。
曲の最初の方が「インストかな?」と思わせる感じの部分が長くて、
途中からスキャットや歌を歌うと言うスタイルの感じの演奏が多かったです。
7曲目からリサさんが登場。
最初はOscarのオリジナル曲を演奏。
この曲だけ、リサさん、ギターもって歌ってましたね。
その後はすべて、歌だけと言う感じでした。
Oscarとは10年前にリリースした「Dream」というアルバムで一緒に
アルバム作りをしたとのことで、今回はこのアルバムからの曲をいっぱい
演奏してくれて嬉しかったです。
私がリサさんをちゃんと聞くようになったのはこのアルバムからなので・・・。
(私のヘビーリスニングシリーズでも「Dream」ご紹介しておりますので、
 よかったら覗いてください。こちらです。)
Oscarは、ボサノバ創世記に関わった人と言うことで、リサさんがOscarに
ボサノバがどうやって出来たかという話とか、初めてNYのカーネギーホール
でボサノバのコンサートが開かれ、アメリカ人に初めてボサノバが披露
されたときの話などを聞いていましたが、その話もとっても印象的でした。
「This Is Bossa Nova」の映画の中で語られているJobimとかJoaoの
話もしていましたが、やはりJoaoの作る新しいリズムは斬新で、すごかった
と言う話もしていたし、アメリカ人にボサノバを始めて披露した時は、
アメリカ人が「何だ、このリズムは!」とびっくりして、こぞってJobim
とかに聞きにきたと言う話をしてましたが、JazzのようでJazzではない
Bossa Novaの音楽がとってもアメリカ人には斬新だったのですね。
そんな面白い話も聞けて、よいライブでした。
最後の「Bossa Novaと言えば、ラテンと言えば!」なメドレーも普段、
リサさんが余り演奏しないようなスタンダードが選ばれていて、ちょっと
得した気分でした。



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