「水曜日のエミリア」

yuko20602011-07-06

原題:Love And Other Impossible Pursuits The Other Woman




※画像は映画「水曜日のエミリア」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




ニューヨークで働く新人弁護士のエミリア。彼女は職場の上司で、妻子持ちの
ジャックに恋をしてしまう。
波乱を乗り越え離婚が成立したジャックと晴れて結婚するも、"略奪女"の
レッテルとともに様々な苦難が続く。
水曜日のエミリアは、少しブルーだ。8歳になる、夫ジャックの息子ウィリアムが、
泊まりに来るから。学校まで迎えに行くのが、エミリアの役目だ。
別れた両親の家を行き来しているウィリアムは、エミリアに決して打ち解けない。
エミリアにとっては、小児科のエリート医師である前妻のキャロリンが、育児の
あれこれを事細かに指示してくるのもプレッシャーとなっている。
また、何より生まれたばかりの娘イザベルの突然死を乗り越えられないでいる。
ある"秘密"を抱え追いつめられたエミリアは愛する家族と深い溝が
できてしまうが、そんなエミリアに手を差し伸べたのは意外な人物だった…。




この映画、ナタリー・ポートマンが主演だったので見たくて水曜日のレディース
デイを利用してみてきました。
その割りに「ブラック・スワン」は見ていないのですが・・・。
この映画、略奪婚をした主人公のエミリアが、家族の絆をどうやって作っていくか
葛藤している映画なのですが、この映画、略奪婚とか、不倫とかを容認している
わけではありません。
ネットを見ると、酷評しているBlogもあるようなのですが、あくまでも人が
どうやって「家族」という絆を築いていくかということがテーマであって、この
映画の中の「略奪婚」とか「不倫」は物語の過程なので、その辺は加味して見て
もらえるといいんじゃないかな、と思います。
家族って、血がつながっているとは限らなくて、いろんなケースがあって、時と
して家族は本音をぶつけ合うからこそ残酷な時もあり、また、血のつながりがないが
ためにどうやって本当の家族になっていくかという苦悩を乗り越えて、本当の家族に
なっていく・・・。
その様子を上手く描いている作品かな、とも思いました。
あと、大事な家族を失った悲しみ・・・特に子供を失った監事身をどう乗り越えて
いくか、家族でどう受け止めていくかということも描かれていて、なかなかよい
ドラマだなと思って見ておりました。
個人的には、「ヒューマンドラマ」を演じているナタリーって人間味もあるし
好きなんですが、ここ最近の作品「抱きたいカンケイ」とか「ブラック・スワン」に
比べるとちょっと、ハッキリしないキャラクターなのかな、とは思いますね。
(あ、「ブラック・スワン」は見ていないですけど(苦笑))
でも、かなり賛否両論が出そうな作品かもしれませんね。






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