「アメイジング・グレイス」

yuko20602011-03-09




『こんな心優しい、そして信念の強い政治家がいたんですね。』



※画像は映画「アメイジング・グレイス」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!



1780年、イギリス。ウィリアム・ウィルバーフォースは21歳にして
国会議員となる。讃美歌「アメイジング・グレイス」の作詞者である
牧師ジョン・ニュートンに師事していた彼は、当時違法ではなく当たり前
のように行われていた奴隷貿易廃止運動に取り組み始めた。
しかし、10年経っても事態は進展せず、失意の中でウィルバーフォースは
体を壊してしまう。
一時は運動への熱意を失っていた彼だったが、運命の女性・バーバラと
出会い、再び運動に熱意を燃やし始める…。



アメイジング・グレイス」の原曲って、こんな物語があったんですね。
本当は、奴隷貿易に罪を感じた人が神に許しを得たいと歌った
歌だったんですね・・・
ビックリしました。
今は、黒人さんにも歌われている歌ですが、こんなに深い物語と
人としての尊厳、全ての人が平等であるために戦った人たちの
不屈の精神、強い思い、心が入っている歌なのだと知って
ビックリしました。
10年もかかってあきらめずに、奴隷貿易をやめさせようと
奔走したウィルバーフォースはすごい人ですね。
今、現代にこんな政治家が・・・特に日本にいたらすごいな、
と思いますが、なかなかいないでしょう。
そして、時代が時代だけに、意見が通りにくかったと思う
(議会に、富豪しかいなかったのでは?)のに、信念を曲げず
本当に最後まで戦い抜いて、勝ち得た姿は素晴らしかったです。
信念を貫くのと引き換えに、ウィルバーフォースの健康が奪われて
しまうのが、とってもいたたまれなかったですが、彼の使命でも
あり、生まれてきた意味だったんでしょうね。
そんな物語でした。
この映画を見て、「アメイジング・グレイス」を聞くと、意味深く
曲を理解できるのではないでしょうか?







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