「ウォール・ストリート」

yuko20602011-02-19




『前作を見ていたほうが良かった気が・・・。』



※画像は映画「ウォール・ストリート」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!



2001年、証券詐欺からマネー・ロンダリング、不正なやり口により
刑務所に服役したゴードン・ゲッコーは、これまでとは違う別人と
なって連邦刑務所の門の外へ出てきた。
もはやウォール街の王ではないゲッコーは髭が伸び、髪もぼさぼさだ。
彼を迎える人はだれもいない。
疎遠になっている娘のウィニーでさえ姿を見せず、彼がいない間も
昔のウォール街の同僚たちはますます多額になった財産作りに
余念がない。
8年間を刑務所の中で過ごしたゲッコーは今や一人ぼっちで、しかも
組織の外にいるアウトサイダーだ。
 2008年、頭の切れる若い<電子取引による>私設取引担当、
ジェイク・ムーアは、由緒あるケラー・ザベル・インベストメンツで
大金を儲けていた。
一方、ジェイクの恋人のウィニーは、父のゴードンには欠けている
理想主義に基づいたジェイクの情熱―環境保護エネルギーへの
投資を支持していた。
 多額の負債を抱えているという噂が流れたせいで、ケラー・ザベル社
の株価は突然、暴落。
ウィニーには知らせないまま、ジェイクはゲッコーに近づき、娘との
仲を取り持つと申し出る。
こうして、ジェイクがケラー・ザベル社没落のうらみをはらすために、
そしてゲッコーがウィニーとの関係を復活させるために同盟が結ばれた。
しかし、ゲッコーは本当に卑劣な皮を脱いだのだろうか・・・。




この映画、1987年に公開された「ウォール街」の続編だそうで、
さすがに、映画を試写会でたくさん見始めたのが1998年頃なので
前作を見ていません・・・。
そんなわけで、マイケル・ダグラス演じるゲッコーがどんな人で、
どういう理由で服役したのかはよく分からなかったのですが、
ところどころ、フラッシュバックっぽかったり、セリフで出てくるので
何となくは見ながら分かりました。
でも、私は投資とか全然分からないので、ちょっとこの映画
難しかったし、長さを感じました。
投資関係のお仕事をしている人や、興味のある人には
分かりやすい映画かもしれないですが、ちょっと難しかったかな。
途中で「どうなっちゃうの?」というストーリーのどんでん返しが
いくつかあって、最後の最後まで結末が分からないのが何とも
いえないですね。
その辺のストーリーの作り方としては、この映画、なかなか
面白かったかも。
あと、テーマが「お金」なのですが、投資家のお金に関する
考え方、非情さがかえってお金に対してどう考えるべきか
等々を投げかけているような気がしました。
ジェイクが父親と慕っていた社長のルーや、ゲッコーから
「時間を大切にしろ」とか「今の幸せを大事にしろ」という
ようなことを言われるのですが、若いから、目の前のこと、
本当に大事なことが見えていないんですよね・・・。
段々、最後の方に彼も変わっていくのですが、この映画、
ある意味、お金の残酷さとかそういうものも警告しているのかな、
とも少し思いました。


あと、昨年公開されていた「17歳の肖像」という映画で
主演を演じ、みずみずしさを放っていたキャリー・マリガン
大人の女性を演じていて、更によい女優さんになりそうだな、
と言う感じでした。
彼女、この後公開の「私を離さないで」にも出演していますが、
これから、どんどん成長していきそうな女優さんですね。
彼女の演技にも注目の作品です。



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