「シチリア!シチリア!」

yuko20602011-01-14




『ストーリーが・・・作品の主題が良く分からなかったです。』




※画像は映画「シチリア!シチリア!」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




豊かな自然にあふれたシチリアの町バーリアで、たくましく生きる牛飼いの一家。
次男のペッピーノは、幼い頃から大人たちに交じって働き、学校に行く暇もなかったが、
毎日が冒険だった。
やがて時代は第二次世界大戦に突入し、ペッピーノはそのつぶらな瞳で、激変する
時代を見つめる。
戦争は終わり、成長したペッピーノは、今度は自らの激動の人生へと分け入っていく。
希望に輝く瞳が美しいマンニーナとの許されぬ恋と駆け落ち、正義感に燃えて入った
政治の世界、そこで見た世の中の闇、マフィアと結びついた権力との闘い、老いてゆく
父との絆、子供たちへの愛・・・幸せな時も悲しみの日も、いつも抱きしめて
くれるのは家族だった。




この映画、公開前に「感動作」という売り込みだったし、公開しているのが
銀座シネスイッチということでちょっと期待していたのですが、なかなか年末〜
年始にかけて見に行けず、やっとレディースデイで見ることができました。
ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ
監督の作品だし、戦時下〜戦後のお話の様だったのでかなり期待していたのですが、
私には「よくわからない!」という不思議な作品でした。
『イタリア人的な芸術センスの映画』だな、という印象。
多分、イタリアの事を良く知っている人が見たら、はしょられている部分、
あまり説明を加えていないシーンがどういうものなのかわかるのかもしれないのですが、
イタリアの歴史もあまり分からないし、はしょられた部分がどういう部分なのかも
理解できなくて、途切れ途切れの印象で良く分からなかったです。
最後に主人公ペッピーノが夢の中で見た自分の人生だった・・・というオチが
余計に私を混乱させました。
うぅ〜ん、「美しい抒情詩」という評価をしている方もいるのですが、とにかく
シーンがブツブツ切れる部分が多くて、話のつながりが見えてこないんですよね。
2時間40分くらいある割に、最後の最後までこの映画の世界観が良く理解できなくて、
私的には★2つに近い★3つかな・・・と思いました。
多分、2時間40分でもまとめきれないほど訴えたいことがあって無理やりまとめた
のではないかとも思われるんですが。
作品にはそこそこ入っていけたので、気づいたら2時間以上経っていてびっくり
したんですが観終わってから「何を伝えたかった映画なんだろう?」という
疑問がわいて来ました。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品なので気になる!という方はぜひ、見て下さい。
でも、個人的にはDVDで十分かな・・・と思いましたが。








                                                                                          • -

<<お知らせ>>
人気Blogランキングに登録してみました。
よかったら、ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ