「アンダー・カバー・ブラザー」

yuko20602011-01-03

(*998日目の日記です。)



『くだらなすぎるけど、面白い!
Funk、Soul Musicが好きな人、オースティンパワーズが好きな
人は必見!!の映画です。』



※画像は映画「アンダー・カバー・ブラザー」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!



ある日、ハイテクの防犯システムに守られているはずの銀行の金庫が
何者かに破られる。その男はアンダーカバー・ブラザー。
彼は貧しい市民の為に銀行のローン記録を消すと、華麗なカンフー技で次々と
警備員を倒して颯爽と姿を消した。
その頃、白人至上主義の悪の組織ザ・マンは黒人の洗脳計画を画策。
次期大統領候補のバウトウェル将軍を洗脳し、“フライド・チキンのチェーン展開に
だけ力を入れる”と記者会見で発言させた。これに脅威を感じた正義の組織
ブラザーフッドは、この謀略を阻止するため、アンダーカバー・ブラザーをスカウトする。
アンダー・カバー・ブラザーは白人至上主義の悪の組織ザ・マンと関係のある大企業
マルチ・ナショナル社に潜入する。
しかし潜入捜査に気づいたザ・マンは、強力な人物を送り込む。表の顔は、セクシーで
キュートな新入社員のペネロープ・スノーだが、なんと彼女のもう一つの顔は、
ホワイト・シー・デビルと呼ばれる凶悪な女殺し屋だ。
そうとは知らないアンダーカバー・ブラザーはスノーの魅力にハマり、彼女の言いなりに。
一方、ザ・マンの計画は着々と進み、ついにソウル界のゴッドファーザー
ジェームス・ブラウンにも魔の手を伸ばす……。



もうすぐ、このBlogが1000日達成。
なので、一生懸命書いてる・・と言うわけではありません。
ちょっと時間が出来たので、このBlogでいつか、この映画もご紹介しようと思って
いたのですが、こちらもずいぶん時間がたってしまいました。
2002年に公開された映画なのですが、私はこの映画、公開前の試写会で見て
あまりの面白さにKOされました。
映画館でもう1回見たいな、と思いつつ見にいけなかったのですが、やはり
またこの映画が見たくて、レンタルにおいてなかったので、DVDを購入しました。
サントラ盤は、聴きたい曲がいくつかあってすぐ買っていたんですけどね。



いやぁ〜、ホントこの映画、面白いです。
音楽もBlack Music、特にSoulとか、Funkとか使われていて、いい感じです。
もう、この映画の音楽だけで「ノリノリ」になります。
James Brown、Earth Wiind&Fire、Wild Cherry、Kool & The Gang、
Cheryl Lynn・・・などなど、Soul、Funk Musicの王道のアーティストの
音楽が次々と流れてきます。
でも、使われているシーンによっては「え!ここでこの曲!」と言う感じで
結構ベタ過ぎて笑えます。
そして、随所で、ストーリーがくだらなくてかなり笑えます・・・。
結構・・いや、かなり下品かもしれませんけどね。
この映画、実は「オースティン・パワーズ」の脚本家が書いた作品で、さらに
もともとはインターネット上で公開されていたアニメが原作のコメディアクション
作品のようです。
主人公のアンダーカバーブラザーはかなり、自己意識が高くて、自分への
こだわりが強いけど、これぞ「Soul!」と言う感じで、カッコイイしおもしろいです。
Openingのドライビングシーンで360度ターンをしてそれでもジュースが1滴も
こぼれないという決めようはすごいですね。
しかも、ナンバープレートが「SOLID(決めたぜ!)」というこだわりよう。
随所に、Black Musicへの敬意が垣間見えます。
意外とアンダー・カバー・ブラザーや、相方のシスターガールのカンフーなども
かなり本格的で、戦っているシーンは「007」も真っ青なくらい、本格的です。
あと、かなり映画のパロディ満載で、オースティン・パワーズのパロディも
あちこちに出てきます。
また、スパイグッズも結構バカバカしいグッズも満載ですが、それらのグッズも
「笑い」のスパイスになっていて、いい感じです。
そして、最後の方に、James Brown本人が登場!
彼のHit曲ががんがん流れてきて、それだけでノリノリになれます。
James Brownの往年のDanceがあまり見れないのが残念ですが、JBの晩年に
近い姿なので仕方がないです。
しかし、この映画によく、ちょい役とはいえ、出演OKしたなぁ〜と言う感じ。
とにかく、Black Musicが好きな人、オースティン・パワーズが好きな人は
必見の映画だと思いますよ。
気になった方はDVDを買ってぜひ、見てくださいね。





                                                                                          • -

<<お知らせ>>
人気Blogランキングに登録してみました。
よかったら、ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ