「Funk This」 Chaka Khan
久々のヘビーリスニングシリーズです。
改めて見返してみると、我ながら、ホントFunk系の
ご紹介が多いですね。
でも、今回もFunk系行っちゃいます（笑）。
今回は、あのChaka KhanのCDを恐れながらもご紹介
させていただきますね。
このCDは2007年の9月にリリースされた作品。
プロデューサーはJam & Lewis。
正直、Jam＆Lewisっぽくない感じの作品ですね。
こういう作風も作るんだ、って思っちゃいました、個人的には。
最初、買うかどうかかなり迷ったのですが、Chaka自身のHPで
フル試聴が出来たので、聞いてみたところ・・・完全にKOされ、
速攻ネットオーダーした作品です。
曲は、Self Coverも含め、半分がCover、半分がオリジナルと言う
構成になっています。
Chakaが「本物のFunkはこうなのよ、わかる？」と言わんばかり
のバリバリな感じで、土臭い感じに仕上がってます。
しかも、わざと？いなたい感じに仕上げていて、カッコいいです。
正直、バックの演奏は、大御所の作品の割りに雑だなぁ〜と言う
感じも若干するのですが、その雑さがかなり味になっていて、
さらにChakaの重鎮としての雰囲気やキャリアなどの全てが
そういった部分をカバーしている感じです。
Chakaの歌がPowerfuｌ、Soulfulで、「すごい！！」の一言。
もう、何も言わせない圧倒感があります。
ここのところ、彼女はFunkというよりはJazzやPopsよりのサウンド
だったようで、ルーファス時代に回帰＋進化したという評判です。
（私はRufusは最近になって、BLUE NOTEのライブに行って好きに
なって聞いたりしていますが、Rufusの全盛期時代を
知らないんです・・・（汗））
最近どころか、Best盤と2枚くらいしか彼女の作品は持って
いなかったので、近年のサウンドは知りませんでしたが、今回の
作品はとてもよかったです。
私がこの中で特に好きなのが
1曲目「Back In The Day」
2曲目「Foolish Fool」
4曲目「Angel」
6曲目「Castles Made Of Sand」
7曲目「Disrespectful」
9曲目「Pack'd My Bags-You Got The Love」
15曲目「Shining Star」
ですね。
特に7曲目のMary J BrigeとDuetしている「Disrespectful」は
「これぞ、Funkの真骨頂よ！」と言わんばかりの曲で
めちゃくちゃカッコいいです。
あと、9曲目の「Pack'd My Bags」→「You Got The Love」へと
行く感じがいいですね。
15曲目の「Shining Star」はEW&Fのカバーですが、これまた
Chakaが歌うと、土臭ーーいグロい感じになっちゃうんですね。
これはこれでいい感じです。
最近「カッコいい！」音楽に飢えている方にぜひ、オススメ
したい1枚です。
聞いてみてくださいね。
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