9/5 東京JAZZ夜の部

今回は2ステージ見ました。
2ステージ参加したのって、今回が初めてかもな。
公式サイトで一番最初の先行予約が始まった時、このステージは
Jazz Crusadersの出演だけは決まっていました。
Crusadersが出演するなら、Joe Sample好きの私が見ないわけには行かない!!
そんなわけで、このステージも3列目の真ん中よりちょっと右側の席で堪能する
ことが出来ました。 こちらもそれぞれ簡単な感想を。



<JAZZ STREAM>〜過去から未来へ続くジャズの大潮流
・Special Opening:ハン・ベニンク
ジョシュア・レッドマン・トリオ 
 with マット・ペンマン and グレゴリー・ハッチンソン
渡辺香津美 TOCHIKA2010
 featuring TOCHIKA ALL STARS
(ウォーレン・バーンハート、オマー・ハキム、
マイク・マイニエリ and マーカス・ミラー)
・Jazz Crusaders
 featuring ジョー・サンプル、ウェイン・ヘンダーソン
special guest ジェラルド・アルブライト



・Special Opening:ハン・ベニンク


大道芸人か?と言いたくなるようなPerformanceで、この日、NHK-FM
生放送されていたのですが、聞いていた人はよく分からなかっただろうなぁ。
最初、Drsスティックを1本口の中に入れもう1本でたたいて口とスティックで
音を出すということをやっていて、そのうち床をたたき始め、そのあと、
スネアの上で持っていたスティックを全部落として、スティックでスネアを
演奏する、という感じでした。 面白かったです。
この方、調べてみたら画家さんでもあるんですね。
ピカソを思わせるような奇才な人でした。



ジョシュア・レッドマン・トリオ 
 with マット・ペンマン and グレゴリー・ハッチンソン


BLUE NOTEにも時々出演しているし、どんな音楽を展開するんだろうとちょっと
期待していたのですが、好みじゃなかった・・・。
かなり、Deepで暗い感じのJazzで、ライブを見る前に友人とおなかいっぱい屋台で
ご飯食べてビール飲んでいたから睡魔が襲ってきました・・・。
で、途中3曲くらい寝ちゃいました(またかよ。。)友人は終始爆睡(笑)
Saxも若干音圧・音量が低いのか、結構音がスカスカ言っていて好みじゃなかったのも
ありましたね。
ジョシュア自身は、なかなかのイケメンなんだけど、残念ながら好みじゃなかったです。
でも、いわゆる「ドJAZZ」が好きな方は、絶対彼の音楽好みだと思いますので、
オススメします。



渡辺香津美 TOCHIKA2010
 featuring TOCHIKA ALL STARS
(ウォーレン・バーンハート、オマー・ハキム、
マイク・マイニエリ and マーカス・ミラー)
昨年の東京JAZZで「L'Image」を見ていて、その時出演していた
ウォーレン・バーンハートとマイク・マイニエリがいるし、大好きなオマー・ハキムや
マーカスも出ているので、もう参加しているメンバーだけでわくわくしていました。
ただ、正直、渡辺香津美さんに関しては、Fusion系のJoint Liveで見て、
イマイチだった記憶があり、あまり期待していなかったんです。
でも、始まったら・・・スゴイ!!!
こんなすごいバンドが30年前に存在していたんですね。
曲は一切知らなかったけど、まさに「これぞ、Fusion全盛期のサウンド」と
いう感じの曲ばかりで、本当に面白かったです。
正直、TOCHIKAを見ていて、「私ってドJAZZよりFusion系のほうが好み
なんだな」って改めて発見。
そして、マーカスをマーカス自身のライブでしかこの10年以上見たことが
なかったけど、Backing Bassを弾いているマーカスを見るのはかなり貴重な
経験だったかも。
Omar Hakimとの相性もバッチリで、Omarがニコニコしながらマーカスを見て
いる様子もステキでした♪
OmarOmarで、いつ見ても安定感が会って、Groove感があるドラマーですね。
ホント、カッコいい!!
ウォーレン・バーンハートはこのバンドではあまり目立っていなかったけど、
ピアノソロも本当に美しくて、素晴らしかった。
そして、私はマイク・マイニエリのソロでは、手元を写してくれる両脇に
設置されていたモニターに釘付け・・・。
いやぁ〜特に最後(アンコール前)に演奏された曲の彼のSoloが圧巻だった!!
音だけ聞いてるとたいしたことがないけど、手元見てるとすごい!!
高校時代、Percussionやっていていわゆる「鍵盤打楽器」が大の苦手だった
私にとって、もっと彼に早く出会っていたら本気で練習しただろうな・・・
と思ってしまうくらいの感じでした。
御年72歳とは思えないPlayに惚れ惚れしちゃいました。
香津美さんも香津美さんで、ホントよかったなぁ。
音はあまり好みの音ではなかったけど、周りのメンバーと30年前を思い出し、
進化させるようにバンドを引っ張っていたのが印象的でした。
アンコールの後、あまりに素晴らしかったのでスタンディングオベーション
しちゃいました。
このバンドは、また見たいです。
ものすごくCDが欲しくなり、早速オーダーしました。
きっと、私みたいな人が昨日のJAZZで続出して、TOCHIKAのCDがなぜか
売れてるんだろうなぁ・・・。



・Jazz Crusaders
 featuring ジョー・サンプル、ウェイン・ヘンダーソン
special guest ジェラルド・アルブライト

今回本来のメンバーのウィルトン・フェルダーが体調不良のため来日できず、
代わりにジェラルド・アルブライトが入るということでとても楽しみに
していました。
ジェラルド・アルブライト自身は、結構明るい感じの音だし、Jazz Crusaders
に合うのかな?と若干不安ではあったのですが、合わせるのが上手いPlayer
なんですね。
完全にJazz Crusadersの音楽に溶け込んでいて、tbのウェイン・ヘンダーソン
とかなり噛み合っていてよかったです。
バンド全体的によかったけど、JoeとDrsが若干テンポでもめている感じが
しましたが?
Joeは、どのライブでも音楽Producer的な目で真剣にライブを作っていますからね。
そういうところがすきなんですが・・・。
ウィルトン・フェルダーが作ったという「Way Back Home」が演奏された時は、なんだか
感慨深いものがありました。
また、ウェイン・ヘンダーソンがとっても陽気で、MCでも英語だけど客席に明るさが
伝わっていたのでは?
TOCHIKAの盛り上がりもすごかったけど、Jazz Crusadersもとってもよかったです。
また、こちらも見たいですね。



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