「小さな命が呼ぶとき」

yuko20602010-08-04

原題: Extraordinary Measures




『本当は、全国ロードされなきゃいけない映画なのでは??』




※画像は映画「小さな命が呼ぶとき」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!



オレゴン州ポートランドに住むエリート・ビジネスマン、ジョン・クラウリー
には、自らの命に代えてでも守りたいものがあった。
愛妻アイリーンとの間にもうけた8歳の娘メーガンと6歳の息子パトリックが
"ポンペ病"という難病に冒されてしまったのだ。
平均寿命9年とされるこの病気に治療薬はない。残された時間は、あと1年−。
苦悩の日々の中で精神的に追いつめられていったジョンは、ポンペ病の権威で
あるロバート・ストーンヒル博士の研究に唯一の希望を見出し、ビジネス界での
キャリアを捨てることを決意。
そして二人はバイオ・テクノロジーベンチャー企業を起こし、子供たちの
小さな尊い命を救いうるただ一つの道、すなわち自力で治療薬を開発すると
いう夢の実現に向かって突き進んでいく…。




この映画、なぜ全国ロードじゃないんでしょうかね?
この映画は、TOHOシネマズ系の映画館などで、前宣伝等々を見ていて、ずいぶん
前から見たいと思っていたのですが、大々的に上映されていないのがちょっと
残念ですね。
東京でも日比谷シャンテでしか上映されていませんし。
知られていない難病ってたくさんあるし、その難病に苦しんで、成すすべもなく
戦っているご家族がたくさんいらっしゃると思うし、その難病に立ち向かおうと
この映画のように努力している家族もたくさんいることでしょう。
たとえば、以前、ドラマで有名になったプロトポルフィリン症とかもそうですし、
まだまだ、世の中に知られていない病気ってたくさんあると思うんですよね。
なので、こういう映画ってもっと大々的に公開されてもいいような気がする
のですが、単館ロードというのが、非常に残念ですね。
この映画の中の「ポンペ病」というのは、筋ジストロフィーの一種で、糖を筋肉で
分解できず、筋肉が固まっていって、やがて内臓が機能しないという病気なんだ
そうです。
娘の命があと1年、という命の期限が迫っていて、そこで本来ならば少しでも
たくさん思い出を作り一緒にいる時間を作る、と考えるのでしょうけど、
この映画の主人公は違ったんですね。
【病気を治す】ということに全身全霊をささげたんです。
そこが、すごいですね。
やれば、不可能なことはない、信じれば、強く信じて行動すればいい方向に
物事が変わる・・ということを教えてくれている映画だと思いました。
映画自体の出来は、そこそこですが、実話を基にしているので1度見る価値が
ある作品ではないでしょうか・・・。





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