7/30 Joyce with special guest Celso Fonseca@BLUE NOTE




<Member>
Joyce(vo,g)、Celso Fonseca(g,vo)、Helio Alves(p)、
Jorge Helder(b)、Tutti Moreno(ds)


<Set List>
1. Amor Nas Estrelas
2. Caymmi Visita Tom
3. Ceu E Mar
4. Medo De Amar
5. Convince Me
6. Slow Music
7. Devagar Com A Louca
8. Sem Compromisso
9. Slow Motion Bossa Nova
10.She's A Carioca
11.Bela
12.Consolacao
13.Samba E Tudo
14.O Morro Nao Tem Vez
15.Feminina


Enc.
1. Samba De Verao (Summer Samba)



私にとってこれで、何回目のJoyceの来日公演を見ることになるんだろうか?
東京JAZZで見た年を除いて、毎年彼女の講演をだいたい7〜9月に見ることが
私の恒例行事になっているけれど、毎年やっぱり彼女のステージはいいですね。
どんなに疲れていても、彼女のパフォーマンスはある一定レベルから落ちること
がないというのがやっぱり、すごいな、と思います。
今回は、今まで見た中で「ちょっとJoycお疲れ気味かな」という感じもした
けれどやっぱり、その一定レベルから落ちることのないパフォーマンスで
よかったです。
今回、たまには2列目の真ん中で見ようかな、と思ったのですが、整理番号2番で
1番の人にその席を取られてしまい(涙)恒例のJoyceかぶりつき席へ(笑)
かぶりつきはかぶりつきで、いろいろ発見できることもあるので良いのです
けどね。



今回は、Joyceのバンドだけでまず、6曲目まで演奏。
前回かな?見たときは、Bassの音が小さいなぁ〜と思っていたけど、今回は
Bassの音も出ていたし、バンド全体の音のバランスも良くてよかったです。
Joyceの旦那様、結構、走り気味なところもあるけど、今回はそんなことも
なくて全体的なバランスが良くてよかったです。
今回も、Joyceのオリジナル曲などを中心に演奏。
2曲目がドリバル・カイミの曲で、4曲目がヴィニシウス・ヂ・モライスの曲
だと言っていましたが、知らない曲でした。
でも、素敵な曲でした。
mixiボイスに「これからJoyce」だと書き込んだら、マイミクさんからピアノ
の人がよいから堪能してきて、とレスが・・・。
昨年は、Joao Donatoが一緒だったため、Joyceバンドとして一緒に来日して
なかったけど、一昨年、彼を見ていてピアノが良かった、と私このBlogに
書いていました。
バンドがステージに入場してきて顔を見た瞬間に思い出し、あ、この人
だったか、と楽しませていただきました。
ピアノのHelio Alvesは、曲を支えているときは普通なんですが、Soloを
弾かせるとすごいんですよね。
「この人、いい音してるし、うまい!」って唸ってしまうほど私の好みの
ピアノで結構今回も注目しちゃいました。
7曲目でCelso Fonsecaが登場し、Joyce以外のメンバーがステージから降りて
2人で1曲。
お互いに「大切な友達」「影響された人」と紹介し合っていて、お互いが良い
刺激を受け合っているのがよくわかりました。
Celso Fonsecaの声は、なんというのか・・・イタリア系Jazz Voaclist、
たとえばFrank Sinatraとか、Steve Tyrellとか、Tony Benetとかあ〜いう
人たちを若干思わせるような、渋くて色気のある歌声で、ものすごく歌が
うまい感じではなかったけど、味があってよかったです。
彼のギターも手が大きいせいか、軽く押さえてるようにしか見えないのに、
男性にしてはかなり小さめの音のギターなのに、ちゃんと弾いているのか、
1音1音がハッキリ出ていて、柔らかいけど主張のある音で、上手いなぁ〜と
思いました。
8曲目〜12曲目まではのソロ。
彼の柔らかい中に主張のあるギターに乗せて、渋くて色気のある歌声を聞かせて
くれました。
私は今回の公演で見るまでCelso Fonsecaを知らなかったのですが、こんな
素敵なアーティストがまだまだいるんだなぁ〜と大発見で面白かったです。
12曲目はヴィニシウス・ヂ・モライスの曲で、彼のお気に入りの曲だとか。
私は10曲目の「She's A Carioca」がよかったです。
13曲目にJoyceとメンバーがステージに上がって1曲一緒に演奏。
14、15曲目はJoyceバンドだけで演奏という形でした。
Joyceは毎回、いろんな人とBLUE NOTEで共演するけれど、Guest Musicianが
完全に1人で演奏してステージを長い時間空けるのは初めてだったような?
それだけ、JoyceCelso Fonsecaの魅力を伝えたかったのかもしれませんね。


アンコールは「Samba De Verao(Summer Samba)」
こちらも全員で演奏。
最後は、結構会場内も盛り上がっていましたが、もう1曲やるかな?と思ったら
やらずに退場。ちょっと残念でした。
Joyceを見ないと、個人的には夏が来た感じがしないので、また来年の来日も
楽しみにしています。




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