「華麗なるアリバイ」

yuko20602010-07-01




『ミステリー苦手な人でも、普通にドラマとして見やすい作品だと思います。』




※画像は映画「華麗なるアリバイ」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




それは、9人の男女の、楽しく華やかなパーティのはずだった。
一発の銃声と女の悲鳴が、事件の幕開けを告げるまでは─。
舞台は、のどかで美しい風景が広がるフランスの小さな村、
ヴェトゥイユの大邸宅。
ホストはそこに住む上院議員夫妻、ゲストは医師夫妻に彫刻家、作家に
女優といった上流階級の男女で、親戚や友人関係のごく親しい間柄だ。
殺されたのは、精神分析医のピエール。医師としては非常に優秀な男だが、
女性たちには危険な魅力をふりまいていた。
結婚当初から妻への忠誠心はカケラもなく、パーティに集まった女たちの中には、
過去の火遊びの相手、現在の愛人、そして復縁を迫る元恋人がいた。
事情を知る男たちも含めて、全員がピエールに愛情と嫉妬、憎しみや哀しみなど
複雑な想いを抱えていた。
それは何かのきっかけさえあれば、殺人の"動機"にも成り得る危ない感情だった。
しかしまた、全員に"アリバイ"もあった。
銃声が鳴り響いたプールサイドに彼らがほぼ同時に駆けつけた時、ピエールの
妻が銃を手にしていた。
だが、彼女の供述どおり、一歩早く駆け寄って銃を拾っただけだと証明される。
犯人は誰か、そして真の動機は何なのか?捜査が暗礁に乗り上げ、互いに誰も
信じられなくなった時、第2の殺人が起きる─。



この映画は、アガサ・クリスティーの小説を実写化したものだそうです。
ちょっと面白そうだな、と思ったので試写会に応募したら当たったので
見てきました。
普段、アガサ・クリスティーの小説は読まないし、もちろんこの映画の原作を
読んでいないので、原作に忠実なのか、どのくらい上手く小説をまとめてあるのか
よく分からないのですが、9人の男女が誰が誰だが(名前が)よく分からなくなって
しまうところを除けば、なかなか上手く小説をまとめて映画にしたのではないかな
と思います。
映画自体も90分台と短めですし、本を読んだことの無い私でもストーリーが
ちゃんとつかめたので、上手くまとまっているのではないかな、と思いました。
ミステリーとしては、そんなにハラハラドキドキしないし、胃が痛くなるような
作品ではないので、1つの物語として普通に見れると思います。
殺人・・・死体の表現もそんなにエグくなかったですしね。
また、殺人事件が展開されていく中で、それぞれのキャラクターの人生の
悩みなどがあり、その悩みが結構「当てはまるな」と思う部分もあったりして
ドラマとしてみるにもなかなかよい作品だな、と思いました。
アガサ・クリスティーがお好きな方がどのような評価をするかがちょっと気になり
ますが・・・。







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