「ローラーガールズ・ダイアリー」

原題：Whip It

『主人公・ブリスの好きなものを見つけてまっすぐ
向かっていく姿がとてもすがすがしいです。』

※画像は映画「ローラーガールズ・ダイアリー」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！

テキサスの田舎町に住む、普通の女子高生ブリス。
保守的な母親から、美人コンテストで優勝したら将来きっと幸せを
つかめると言い聞かされ、コンテストへの参加を強いられる日々に
飽き飽きしていた。
　そんなある日、“ローラーゲーム”の存在を知った彼女は、試合を
観て完全に魅了される。
そこに集うのは、年齢も仕事も多種多様、〈女性らしく〉なんて気にせずに
ワイルドにぶつかりあい競い合う、いききと力強い女性たちだった。
　ルールすら知らずに、親に内緒で年齢を偽って新人発掘トライアルに
参加したブリスは、すば抜けたスピードを見染められ、入団決定！選手
として才能を開花させながら、年上のチームメイトたちと友情を育み、
バンドマンの彼氏もでき、ブリスはやっと【自分の居場所】をみつけた
と思えた。
しかし、彼女の活躍は内緒にしていた家族の耳にまで届いてしまい、
チームにも本当の年齢がバレてしまう。

この映画、ドリュー・バリモアの監督作品で、さらに「JUNO」で
好演していたエレン・ペイジが主役作品と言うことでかなり
期待していたのですが、期待を裏切らないさわやかで面白い
作品でした。
女性はこの作品、絶対に共感できるし、楽しめる作品だと
思いますよ。
エレン・ペイジが今回も、かなり好演していて、等身大な感じも
しました。
主人公のブリスは、田舎町で自分に合わないことを親の期待に
応えるために一生懸命取り組んでいるけど、本当に自分がやりたい
ことではないし、好きなことではないし、本当の自分の心との
違いに葛藤しているんです。
でも、これって田舎町だけじゃなくて誰でも多かれ少なかれ
そういうギャップにもがいていると思うんですよね。
自分の本当にやりたいことが見つかった時、そこに向かっていく
ブリスの一生懸命さ、輝いていく姿がとってもすがすがしくて
うらやましく思いました。
そして、そのブリスの姿に、元気付けられます。
ローラーゲームだけが映画のメインかな、と思ったけど、ちゃんと
恋愛の要素が入っていたり、家族の姿があったりといろんな人が
悩む要素が含まれていて、そして上手く見ている人にメッセージが
送られているいい作品だと思いました。
見ていて共感できるし、元気になれる作品ですね。
個人的にはかなり好きな作品で★4つつけました。
いろんな意味で楽しめる作品なのでぜひ見てくださいね。

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