5/28 Marcos Valle with Roberto Menescal@BNT

<Member>


Marcos Valle(vo, fender rhodes)
Roberto Menescal(g)
Patricia Alvi(vo)
Zé Canuto(sax.fl)
Mazinho Ventura(b)
Renato " Massa" Calmon(ds)


<Set List>
多分、合ってると思いますが。。。


1.Samba De Verao
2.Vamos Sambar
3.Garra
4.Que Bandeira
5.O Barquinho
6.Bye Bye Brasil
7.Balansamba
8.Telefone
9.Rio
10.Esperando O Messias
11.Samba Quebrado
12.Paraiba Nao E Chicago
13.Nem Paleto Nem Gravata
14.Batucada (Batucada Surgin)
15.Vagamente
16.Bossa Entre Amigos
17.Os Grilos

Enc.
1.?


今回、先月見に行ったMirabassi,Renzi & Parker Trio同様、会社の
福利厚生で安く見れる予定だったTrainchaの振り替えとしてこちらの
公演を見させていただきました。
先々週、BLUE NOTEに来日していたギタリスト、アル・ディメオラか、
こちらの公演でと言われたのですが、アル・ディメオラの週は、TOP
だったし、予定も難しかったのもあったのですが、実は今回の公演、
ホメルト・メネスカルがお目当てで見に行くことにしたんです。
と言うのも、さかのぼること3年ほど前、2007年の10月。
楽しみにしていた「This Is Bossa Nova」ライブ@BBLが
キャンセルされ、昨年、カルロス・リラを見ることが出来たけど
ホメルトはまだだったので、今回、ホメルトを生で見るのを楽しみに
していたんです。
正直、Marcos Valleは二の次。。。みたいな。 (ごめんなさい(汗))



もちろん、今回の公演はMarcos ValleのライブにホメルトがGuestって
ことも理解していたので、ホメルトがそんなにたくさん舞台に上がって
こないことも理解済みで、とりあえずライブを楽しもうと思って見に
行きました。
実は、ライブに行く前にBLUE NOTEのHPにUPされていた初日の公演の様子の
PVもチェックして行ったものの、イマイチピーンと来ていなかったので、
ホメルトを見れること以外あまり実は期待しないで行ったんですが・・・
やっぱり【百聞は一見にしかず】?というのか、自分で生で見て聞いて
体感すると、違いますね・・・やられました。
カッコいいよ、Marcos Valleのおっさん!!!



開場時はあまり席が埋まっていなかったのに、開演時にはほぼ満席に
近い状態・・・で熱気がムンムンしておりました。
1曲目はあの有名な「夏のサンバ」。英タイトルが「So Nice」ボサノバの
スタンダードでスタート。
長ーーいイントロで何が始まるんだろう?と思ったら、有名なBossa Nova
スタートしてちょっとビックリしました。
Marcos Valleってそんなに歌上手くないけど、味があっていいですね。
Rhoseがいい音かなでていました。
BLUE NOTEの紹介では「Groove Master」と書いてあったし、あれ?と言う
感じだったのですが、これは挨拶代わりだったんですね。
2曲目から、Marcos ValleのノリノリなGroovyなサウンドが始まりカッコ
よかったです。
バンドの編成が、Sax、Drs、ベース、Marcos Valleの鍵盤だけというシンプルな
編成なのに、ドラムンベースのようなサウンドだったり、クラブっぽいサウンド
だったり作っていくあたりが本当にすごいなぁ〜と思ってみておりました。
残念だったのが、ところどころ登場していた女性Vocalist。
キレイな女性なんですが、歌が下手で・・・曲によっては曲をぶち壊して
いたのが、非常に残念でした。
Marcos Valleやホメルトとユニゾンで歌っている時はそれほど感じなかった
んですけどね。
4曲目までは、Marcos Valleのバンドで演奏。
5曲目にホメルトが登場。
勝手に盛り上がっておりました、私。
だって約3年ですよ・・・待ち続けていたんですから。
彼の登場で最初に演奏されたのが「O Barquinho(小舟)」。
彼と言えば、この曲ですね。

※聞けば「あ、この曲だ」と思うでしょう。
 YouTubeの画像貼っておきます。
 Wanda Saとホメルトの共演の映像がありました。


こちらは、Nara Leaoのものです。
曲はこっちの方が分かりやすいかも。



いやぁ〜、キターーーーー!って感じでした。
で、彼のギターを見ていて感じたこと。
【キターはバカテクじゃない】な・・・と。
もちろん、上手い下手って技術の問題もあると思うんですけど、彼のギター
って本当にベルベットのような柔らかくて暖かい音色なんですよ。
カルロス・リラの音も暖かかったけど、また違った暖かさで・・・
で、ものすごいテクニックを前面にしているわけじゃないけど上手いんです!
映画「This Is Bossa Nova」の中で、若かりし頃に皆でこぞってギターの
奏法やコードを見つけた、と言う話をしていたのを聞いてさすが、ギターを
教えているだけあるし、上手いなぁ〜とは思ったのですが「バカテクじゃないな」
と思ったんです。
で、Marcos Valleが、ホメルトを迎え入れるときに言った
「師匠で、大好きで、大事な人、ものすごくいい人」と言っていたホメルトの
人のよさが音に出ていて、引き込まれました。
ホメルトはBackingに回っているときは控えめに、ソロを弾いているときは
柔らかくもあり、個性が出ていてすごいなぁ〜と思いました。
6〜8曲目までの3曲はMarcos Valleが引っ込んで、ギター、Sax、Drs、ベース
という編成で演奏。
7、8曲目は女性ボーカルも加わり、スキャットでリズム遊び的な曲が繰り広げ
られて、なかなか面白かったです。
後半はMarcos Valleのオリジナル曲が多かったのか、ノリノリの曲も多くて
会場からアイの手が入ったりしていて、相当盛り上がってました。
16曲目「Bossa Entre Amigos」ホメルトがイパネマの美しい女性たちがいる様子を
書いた曲とのことでしたが・・・せっかくの曲なのに、女性Vocalがイマイチで
残念ながら曲をぶち壊していてがっかり・・・。
ちょっと残念でした。
17曲目・・・気づけば結構曲数も時間もやっていて、「え!大丈夫なの?」
と思って時計をチラリ、と見たらMarcos Valleと目が合ってしまい、ウインク
されてしまいました。
ごめんなさい、変な意味で時計見たわけじゃないんだけど、時間的に大丈夫?って
ちょっと気になってしまっただけなんですよね。
でも、しっかりアンコールも含め1時間半弱演奏してくれたので、内容の濃い
ライブでした。
ブラジル音楽ってやっぱりいいなぁ〜って思いながら帰ってきました。







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ライブ終了後、サイン会があるというので参加してきました。
でも、会場が盛り上がっていたわりに、サイン会参加者があまりに少なくて
ビックリ・・・
本当は、ホメルトのサインだけでよかったけど、サイン会あまりに参加する人が
少ないので、申し訳なくてMarcos ValleのCDも買ってしまいました・・・
(BLUE NOTEの店員さんたちには「いい人だ!!!」と言われてしまいましたが・・・)

このCDしかなくて、仕方なく購入。
最近の作品が欲しかったなぁ〜。
ライブでやった曲が結構入っていたらしいので。
最終日だったのでこのCD以外売切れだったそうです(涙)


ホメルトには「3年も待っていたのよ、This Is Bossa Nova公演がキャンセルに
なったから・・・昨年カルロス・リラに会えたよ」と言っていたら横から
Marcos Valleが「カルロスはどうだった?」と聞くので「とってもいい人だったよ」
と言ったら、2人とも「彼はいい人だよ!!」と言っていました。
ホメルトには、ハグ&Kissされて帰ってきました。
こういう時、女性は得ですね。
だから、メッセージが「Big Kiss」なのかも。
ホメルト、ありがとう!


で、帰り道で気づいたんですけど・・・カルロス・リラとホメルト・メネスカル、
両方に会えるのなら「This Is Bossa Nova」のDVD持って行ってサインもらえば
よかった。
嗚呼、なんてバカなんだろう(大泣き)
2人ともまた来日してくれればいいのですが、次回こそDVDとかパンフとか持って
いってサインしてもらおうっと。
はぁ〜。




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