アリス・イン・ワンダーランド

yuko20602010-05-05




『不思議な世界がおもしろかったです。』





※画像は映画「アリス・イン・ワンダーランド」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!






物語は1855年のロンドンからはじまる。
6歳のアリスは、夜な夜な不思議な生き物が出てくる夢に悩まされ、
自分は正気じゃないのではないかと不安になっていた。
父のチャールズは、そんなアリスに対し「素晴らしい人間はみんな正気
じゃない」と優しい言葉をかけるのだった。
その13年後、19歳になったアリスは美しい女性に成長していた。
だが、後ろ盾になってくれた父が他界したことで家は傾き、退屈な金持ちの
ボンボンヘイミッシュからみんなが見ているなかで求婚され、困惑して逃げ
出してしまう。
そのとき、彼女は懐中時計を持った不思議な白うさぎを目にし、追いかけ
始める。
辿り着いたのは大きな木の下にポカッとあいた大きな穴。
のぞき込んだアリスは、そのまま穴に転がり落ちてしまう。
アリスがたどり着いた先は、アンダーランドと呼ばれるワンダーランド。
その不思議な国は、独裁者・赤の女王によって支配されており、そこに暮す
奇妙な住民たちは暗黒時代を終わらせる救世主の登場を待ちわびていた。
そして、彼等はアリスこそがその救世主だというのだ。
少女の頃にこの世界で冒険を繰り広げたことを忘れているアリスは、元の世界に
戻ろうとするが、いつの間にかアンダーランドの運命を賭けた戦いに巻き
込まれていく・・・。



不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の続編的といえるような映画
なんだそうで、確かに「不思議の国のアリス」や「鏡の国のアリス」はアリスが
6歳っていう設定なので、その後のアリスを、ティム・バートン監督の想像で
描いているのかな、と思います。
でも、不思議の国のアリスの世界を壊すことなくストーリーが展開されて
いてよかったです。
かなりへんてこりんな世界が展開されているので、ファンタジーが苦手
だったり、不思議の国のアリスがあまり好きではない人には厳しい
かも知れませんが、ティム・バートン監督の独特の世界がなかなか
おもしろかったです。
私は個人的に好みの作品だったので★4つにしてみました。
若干甘めです。
赤い女王を演じていたヘレナ・ボナムカーターの頭などなどは
一旦普通に演じて、後でCG処理をしているんだそうです。
結構CGを使っていて(というか使わないと、これだけの現実にない世界を
作るのは無理でしょうね)きれいな映像を作り出していておとぎばなし
中をいるような感覚にさえなれるくらいでした。



子供の頃純粋に信じていたこと、見えていたことを大人になったら
「夢物語」として、現実のものではないと思ってしまう成長過程で起こる
「純粋な気持ちを失う」ことを、気づかせてくれている映画なのかなと思います。
また、主人公のアリスが19歳と言う設定で、海外では18歳〜が成人という
ことになっているので、大人になったばかりだけど、まだ、精神的には
子供の部分も残っている微妙な部分を描いているのかなとも思いました。
アリスがアンダーランドでいろんな出来事に巻き込まれ、夢の中の出来ごと
だと思っていたことが、子供の頃に見た本当のことだったと言うことに気づき、
自分が何をすべきなのかに気づき、自分自身がどうしたいのかに気づいて
行くのですが、これがまたよかったです。
今回、3Dで見たのですが、2Dで見てもそんなに問題ないかも。
アリスが穴に落ちていくシーンなどは3Dで見たほうが面白いですけどね。









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