3/18 Melody Gardot@渋谷クアトロ

<Set List>


1. The Rain
2. Your Heart Is As Black As Night
3. Les Etoiles
4. Love Me Like A River Does
5. Baby I'm A Fool
6. If the Stars Were Mine
7. Worrisome Heart
8. Deep Within The Corners of My Mind
9. Who Will Comfort Me
10.Caravan


Enc.
1. ???
2. No More My Loard



昨年の9/5に東京JAZZで見た以来となった彼女のステージ。
約7ヶ月ぶりだったのですが、こんなに早く彼女のソロライブが実現するとは
夢にも思っていませんでした。
年明けしばらくしてから、某友人からライブがあるとの情報を聞き
チケットを取ったのですが、かなりよい整理番号が取れてよかったです。
渋谷クワトロは、立ち見ライブでも一部椅子が出るのでもしかしたら
座って見れるかな、と思っていたら、前の整理番号の人たちが時間に
ほとんど来なかったので、入場時は5番目。
PAの真後ろの絶好の席を取ることが出来たので、ゆっくり見れました。
ちょっと体調を崩していたので、ちょうどよかったです。
隣ではユニバーサルの人が撮影していましたが、3曲しか収録しないので
DVD化の予定はないとか・・・。
残念です。
ぜひ、どこかで配信していただければ、とお願いしておきました(笑)




さて・・ライブの方は定刻の19:30を10分ほど少し過ぎてからStart。
バンドの編成は、Drs、Sax、Wood Bass、そして本人と言う編成。
東京JAZZの時は7人の大所帯のバンドでしたが、今回はとても
シンプルな編成でした。
ハコの大きさがちょうどよかったのか?
前回9/5に東京JAZZで見た時に感じた「音の小ささ」はかなさなどは
感じなかったので、もしかしたら東京JAZZの時はわざと注目してもらうために
小さい音で演奏していたのか、PAさんがあまり音量を出していなかったのかな、
と思いました。



1曲目、長いイントロ。Melodyがピアノの弦を指で鳴らしながら
怪しげな曲を演奏し、長いSessionをしてから「The Rain」へ。
ここで早速Melody Gardotの世界へといざなっていたような気がします。
結構、これ以外にもSession的な部分もあったので、Melodyが
Vocalistではなく、Musicianとしての部分が強いのかな、なんて
思いながら見ておりました。
3曲目の「Les Etoiles」では、一旦Melodyが引っ込んでバックの3名の
長めのSessionパートから曲へ。
Saxの人は、途中でAltoとTenerを2本くわえて2本吹きをするPlayを
見せたりして面白かったです。
個人的にとってもよかったのは、5、6曲目と10曲目かな。
5曲目の「Baby I'm A Fool」は2ndアルバムの1曲目に収録されていて
2ndアルバムのメイン曲っぽいところがあって、CDではオーケストラと
一緒に演奏されているけど、今回のライブではMelodyのギターと
Drsだけという編成で逆にこちらでは、Bossa Novaでいう「オンマイク」
を意識していたのか?な、ギターの音も声も小さくやさしく演奏されて
いたのがとても印象的でした。
6曲目の「If the Stars Were Mine」は途中までBassナシで、Melodyの
ギターとDrsだけで軽快に演奏され、途中からフルートが入り、さらに
ベースが入ってきていい感じでした。
10曲目の「Caravan」は、あの「Caravan」。
Duke Ellingtonの「Caravan」ですね。
この曲は唯一、CDには収録されていない曲でしたが、Melodyのちょっと
怪しげでSexyな雰囲気に非常に合っていて、よかったです。
この曲はDrsとベース、歌のみと言う編成でしたが、Simpleだから
こその表現でよかったです。
ぜひ、次のアルバムでこの曲を入れて欲しいですね。


順番が前後しますが、7曲目の「Worrisome Heart」は
1stアルバムのタイトル曲でもあり、1曲目に収録されていますが、
CDとは全然違うアレンジで、とってもSexyになっていて、
これはこれでまたよかった気がしました。
また、9曲目の「Who Will Comfort Me」ではCall&Response。
会場の反応がよく、Melodyとてもご満悦のようでした。
前の方の男性陣が割りとノリがよかったからなぁ〜。


アンコールは2曲。
1曲目はちょっと曲名が分からないのですが、2曲目は
Melodyのアカペラ。
足で強く床をけってリズムを取り、手首に付けている鈴を
鳴らしながらアカペラで歌っていたのですが、とても声が通っていて
非常によかったです。
でも、あんなに強く床をけっていて、事故でおかしくしてしまった
骨盤は大丈夫なんだろうか?とヒヤヒヤしていたのは、私だけ
なんだろうか・・・。



MCではいろんなおしゃべりをしていましたが、なんせとても
早口な英語で全てを聞き取れませんでした・・・。
が、東京がとても好きで、このライブの前日に到着し、
終わった今日、帰国と言うハードスケジュールなのでとても残念
と話していました。
大福やキティちゃんが大好きで、日本の風情ある桜がとても好きで
桜を楽しみたかったとか言っていました。
また、東京JAZZの時、楽屋に男性が入ってきて、今回のライブの
話を持ちかけてきたと言うような話もしていたので、その頃から
計画されていたようです。
今回、彼女の単独ライブを見ることが出来本当によかったです。
ただ、ワガママをいうなら、「JAZZ系のライブを立ち見のクワトロで
やらないでくれ!!」と言うのが本音。
正直、東京JAZZのときの評判等々を考えるともっとお客さんが
入っていてもおかしくないな、と思ったのですが、「JAZZで立ち見は
ないだろう!」と思って敬遠して見に来なかった人もいるのでは?
私も今回、どうしようか迷ったのですが、どうしても見たかったので
がんばって見に行き、さらにPA後ろのスツールに座ってゆっくり見れた
からよかったものの、やはりJAZZ系で立ち見はキツいです。
お酒を飲みながら、おいしいものを食べながら彼女の音楽を今度は
ゆっくり聞いて見たいと思いました。
出来たら、次はBLUE NOTE TOKYOかCotton Clubで開催していただけると
うれしいです。







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