「NINE」
『キャストは豪華だけど、ミュージカル映画にしては
音楽的な見せどころが少ないうえ、話が分かりにくくて
期待はずれでした・・・残念（涙）』
※画像は映画「NINE」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！
1964年のイタリア。世界的に有名な映画監督、グイド・コンティーニは
新作映画の撮影に取りかかろうとしていた。
しかし、撮影を10日後に控えるのに、スタッフはおろかプロデューサー
すらタイトル以外は何も知らされていない状況。
グイドにとって、妻のルイザだけが心のよりどころだったのだが
妻以外にも愛人カルラや主演女優のクローディアなど美しい女たちに
囲まれているグイドは、愛とプレッシャーのはざまで追い詰められた
グイドは自分の幻想世界に逃げ出してしまう・・・。
この映画、公開は3/19〜で、大のミュージカル好きの私としては
絶対に見逃せない映画だな、と思ってかなり期待して試写会に
行ってしまいました。
が・・・ちょっと期待はずれだったかな。
まずは、個人的に感じたのは「ストーリーの分かりにくさ」
これは何度か見れば、分かるのかもしれないけど、主人公グイードの
現実と妄想の世界を行ったりきたりしているので、何を訴えたいのか
よく分からなかったです。
そして、ものすごい豪華な出演陣の割りに、そしてミュージカル映画なのに
それぞれの出演者の歌の見せ所がすくなかったこと。
これが非常に残念でした。
もともとフェリーニの名作『8 1/2』に着想を得て、作られた作品で、
2度のトニー賞を受賞している作品なのですが、ちょっと残念ですね。
「ミュージカル映画」らしさがあまり出ていなかったような気がします。
もしかしたら、もう1度見るかもしれませんけど、残念ながら大のミュージカル
映画好きで、たいていのミュージカル映画はハマっていたけど今まで見た
ミュージカル映画の中で1番ハマれなかった作品ですね。
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