「インビクタス−負けざる者たち−」

yuko20602010-01-21

原題：Invictus

『マンデラ大統領の暖かい人柄を、モーガン・フリーマンが
暖かく演じています。』

※画像は映画「インビクタス−負けざる者たち−」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！

反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年を監獄で過ごした
ネルソン・マンデラは、釈放後の1994年、遂に南アフリカ共和国初の
黒人大統領となる。
だが彼は、国民の間に人種差別と経済格差がいまだに残されている
ことを痛感する。
そんな中、スポーツという世界共通言語で国民の意識を変えることが
できると信じるマンデラは、弱小だった南アフリカ代表ラグビーチームの
再建を決意。
翌年に自国で開催するラグビー・ワールドカップに向け、マンデラと
チームキャプテンのフランソワ・ピナールは、互いに協力していくことを誓う・・・。

今回は、あまり前評判を聞いてはいなかったのですが、良い作品だ
ということだけは聞いていたのですが、さすが！クリント・イーストウッドの
監督作品ですね。
本当に素晴らしい映画でした。
まぁ、私がクリント・イーストウッドの大Faｎだから過大に評価している
部分はあるのは否めませんが、純粋にストーリーも良かったし
素晴らしかったです。
本当にクリント・イーストウッドはすごいですね。
次々良い作品をどうしてこんなに作れるのか！と思ってしまいます。

この映画はジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を映画化したもので、
南アフリカの反アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領
となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの
人種を越えた友情を描いているそうです。
私はもちろん、この映画の原作本を読んでいないし、ネルソン・マンデラ
大統領のことは、名前を知っている、アパルトヘイトを廃止した人ということ
くらいの知識しかなかったのですが、この映画を見てネルソン・マンデラ大統領が、
こんな人だったんだ！という感じで、知ることが出来てよかったと思います。
また、マンデラ大統領を演じているモーガン・フリーマンがとても暖かいこと。
実際の大統領はもしかしたら、もっと暖かい人なのかもしれない？ですが
大統領の暖かさを見事に演じきっているのではないか、と想像します。
また、大統領の言葉、努力のおかげで国がどんどん変わって行き1つに
なっていく様子がラグビーチームを通して、大統領の目を通して描かれて
いるのですが、エンディングに行くに連れて、どんどんストーリーに
入り込んで行ってしまうよさがあり、心に深く入ってくるストーリーでした。
また、最後のラグビーのワールドカップのシーンは迫力が圧巻で
このシーンはスクリーンで楽しみたい部分ではありますね。
ラグビーチームのキャプテンを演じているマッド・デイモンもなかなかよい演技を
していて、よかったです。
原作が本当に良いせいもあるんでしょうけど、また見たいなと思える作品でした。
私がクリント・イーストウッド好きということを加味しつつ(笑)この評価を見て
映画を見たくなかった方はぜひ、見に行ってくださいね。

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