「カールじいさんの空飛ぶ家」

yuko20602009-11-07

原題:Up




『子供だましの映画じゃないです。ジーンと来るシーンがいくつかあり
 感動できますよ。』





※画像は映画「カールじいさんの空飛ぶ家」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!





78歳のカールじいさんことカール・フレドリクセンは、孤独な老人。
最愛の妻エリーを亡くしてから、彼女の思い出が詰まった小さな家で
でひとり暮らしをしていた。
そこは、幼いときに出会ったカールとエリーの思い出が詰まった大切な家。
だが、妻の思い出に固執するあまり、今や家に引きこもり、自ら決めた
日課や規則正しい生活を繰り返すだけの、意固地な老人になっていた。
開発地区に指定された家の周囲では大規模な工事が始まり、カールも家も
すっかり取り残された存在。やがてカールにも立ち退き要求が。
大切な家や生活、全てを失いそうになったとき、彼は人生最初で最後の
旅を決意する。
その方法は、家に無数の風船をつけ、家ごと大空に飛び立つというものだった。
目的地は、地球上で最も美しいといわれる南米にある伝説の滝
“パラダイス・フォール”。
そこは子供の頃、カールがエリーといつか一緒に行こうと誓いながら、
果たせなかった約束の場所だった。




この映画、Dream Worksだと思っていたら、PIXARだったんですね。
いやぁ〜、本当によく出来た作品ですよ。
子供だましの映画じゃなくて、大人の方が楽しめる映画じゃないかなぁ〜。
いろんなことを感じ取れる作品だと思うんですよね。
まず、冒頭のカールとエリーの回想のシーン。
もう、このシーンだけで、結構ジーーンっと来ちゃいましたもの。
それから、冒険シーンへと移って行っていろんなことが起こるのですが、
最初は頑固で、ちょっと偏屈なところがあるカールがどんどん柔軟に
なって行って、大冒険をするんです。
エリーとの思い出や、エリーと夢がかなえられなかったことの後悔の
念が彼をかたくなにしているのですが。
なんか、大人になるにつれて、夢を追いかけるとかそういう気持ちを
忘れてしまうし、新しい場所に踏み出すとかそういうことがなかなか
出来なかったりして、そういうことの大切さとか、勇気をこの映画で
大人の私たちに教えてくれているような気がします。
あと、エリーと、カールの仲むつまじい様子、エリーのカールへの愛情
などなどが、とっても暖かくてホロっとさせられてしまいます。
ストーリーもステキだし、アニメーションもカラフルで、とっても
色使いがきれいだったりして、いろんな意味で楽しめる映画だと思います。
正直、小さすぎるお子さんだとちょっと映画を理解できないかも?と
思う部分もあるので、子供向け映画と言うほどのアニメーションではなく、
子供も大人も楽しめる映画かな、と思います。
来月から公開のようなので、ぜひ見てくださいね。







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