「私の中のあなた」

yuko20602009-10-03

原題:My Sister's Keeper




『一方を助けようとすれば、一方が犠牲になる。
一方の犠牲を無くせば、一方は助からない・・・
難しい問題ですね。』





※画像は映画「私の中のあなた」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!





アナ、11歳。白血病の姉・ケイトを救うために、ドナーとして“創られて”生まれてきた。もう、姉のために手術を受けるのは嫌。自分の体は、自分で守りたい」と、アナが両親を訴えたのだ。
 病気と闘いながらも幸せだった家族に訪れた、突然の出来事。いったい何故、アナは突然大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか?アナの決断の裏には、驚くべき真実が隠されていた




11歳のアナは、白血病を患う姉・ケイトに臓器を提供するドナーとして、
遺伝子操作によって生まれたデザインベイビーだった。
彼女は、輸血や骨髄移植など様々な犠牲を強いられてきたが、ケイトの
病状は一進一退。
両親は遂に腎臓移植を決意する。
ケイトに生きて欲しい−その想いは、家族みんな同じだと疑わなかった
母・サラは、ある日、信じられない知らせを受ける。
アナはこれを拒み、弁護士を雇い訴訟を起こす。
「自分の身体は自分で守りたい」と両親を訴えるアナ。ケイトを最優先に考え、
アナに迫る母親、何も出来ない父親、非行に走る兄、そしてアナの協力が
なければ死んでしまう姉。
アナは突然大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか?
アナの決断の裏には、驚くべき真実が隠されていた・・・




この映画、10/2(金)に見ております。
Blogの記事の都合で1日ずれております。




いやぁ〜、本当に難しい問題ですね。
一方を助けようとすれば、一方が犠牲になる。
一方の犠牲を無くせば、一方は助からない・・・。
この映画を見ていて、病の子供を持つ親って本当にいろんな葛藤を
しているんだろうし、他に子供がいれば病気の子が優先で
なかなか他の子供の気持ちとかわかったり出来ないんだろうな、とか
そんな視点で見させていただきました。
本当に難しい問題ですね。
ただ、この映画の中で母親のサラはケイトのことしか考えていなくて、
ケイトが死ぬと言うことを受け入れられずに、とにかく何とかして
生きてもらおうと奔走している姿が、かわいそうと言うのか、とても
痛々しかったです。
それを演じているのが、キャメロン・ディアスなんですが、彼女も
母親役をやるような年齢になってしまったんですね・・・。
クローン問題とかもあるけれど、クローン人間を万が一作った場合、
そのクローン人間にも意思が出てくるわけで、物心がついたら、
自分でこの映画のように選択をしたいとか言うことになって、
いろいろ倫理的にも問題になるんじゃないの、とか思いながら
最後は見てしまいました。
まぁ、そんなこと考えながら見るのは私くらいだろうな。
で、この映画、いろんなBlogとか評判を見ると「泣ける」と書いて
ありますが、このBlogで散々「映画館などでは泣けない」と書いている
この私がラストシーンでちょっと泣きました。
なので、涙もろい人は泣いてしまうかもしれません。
この映画、アナが主人公として紹介されているけれど、ケイトを中心に
映画が進んでいるような気がします。
ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァの演技も非常によかったです。
彼女の演技が涙を誘っていたというか・・・。
家族とは何かとか、病気になったらどう生きていくかとか、家族が
病気になったらどうするかとかいろんな意味でいろんなことを考え
させられる映画だと思います。






                                                                                          • -

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