メアリー・ブレア展@東京都美術館

今日は、メアリー・ブレア展を見に、東京都美術館に行ってきました。
場所は「清澄白河駅」から徒歩10分くらい。
駅から美術館までは、とても下町のいい感じです。



今回、懸賞で招待券を当てて見に行ったのですが、もし懸賞で
チケットが当たってなくても間違えなく見に行ったかな。
作風がものすごく私の好みだったので。
会期は10/4までとのことでしたが、どうやら好評により、会期延長の模様です。
かなり、土日は混雑していて、午後からだとチケットを購入および入場制限が
かかっているそうです。
可能なら、平日の朝から見に行った方がよいみたいですよ。
詳しくはこちらをどうぞ。



さて・・・こちらは、東京都美術館の入り口。




メアリー・ブレアはちょうど大恐慌の年に美術学校に入学し、
高い才能を評価されたそうです。
後に夫となるリー・ブレアと出会い、先にディズニースタジオに入社した
リーの後を追ってディズニーに入るようです。
また、大恐慌、戦争の影響でこの時代、画家が画だけで生計を立てていくのは
難しかったそうで、若く才能のある画家がアニメスタジオで働くことになる
そうなんですが、メアリーもその1人だったようです。
しかし、彼女の色使いのセンスは、ウォルト・ディズニーに高く評価され
何度もディズニーを退社しては、呼び戻され・・・という形でディズニースタジオで
大きな仕事に関わって行ったようです。
下記の有名な「不思議の国のアリス」「ピノキオ」「シンデレラ」の構想は
メアリー・ブレアのものなんだそうです。
彼女のすごいところは、作風が「特徴的」ということがなく、その作品ごとに
画風が違っているところですね。
わんわん物語」も、メアリーが最初にディズニースタジオに入社した当時に
ストーリーに沿って画を書いていくという仕事でかかれたものだそうです。






こちらは、かの有名な「It's A Small World」。
ディズニーランドに行ったことがあれば絶対に知っていますね。
東京ディズニーランド開園当初からありますしね。
アメリカ本国で、もともとあったアトラクションではなく、NYかな?
で行われた世界博覧会の時、ディズニーが依頼されたアトラクションと
して、メアリーがディズニースタジオのために構想して作ったそうです。
そして、「子供たちだけの世界で、平和な世界」というのを表現して作った
そうです。
後に、ディズニーランドに移設する際、デザインを少しやり直して今の形に
なったらしいんですけどね。
こうやってアトラクションがどうやって作られたかを聞くと「子供だまし」と
思っていたアトラクションを今度ちゃんと見に行こうって思えますね。
そして、子供が主人公の作品、やさしい作品が多いです。






先に書いた「It's A Small World」を作った後、夫であるリー・ブレアの
CM、TV制作会社でCMなどを手がけるようになったようなのですが、
その中で展示されていたかわいらしい作品。
「レモネード・ガール」




展示ブースの最後に、写真撮影OKのコーナーがあり、
いくつか展示作品が撮影できるようになっていました。




こちらは、最後のグッズ売り場に飾ってあったメアリーの
姪御さんが作ったと言うレモネード・ガールの人形。
とってもかわいらしくて思わずパチリ。





本当はたくさん説明があったのですがうろ覚えですいません。
ただ、今日のディズニーの礎を作った1人で、ウォルト・ディズニーが
非常に才能を買っていた女性の作品展です。
また、今回が世界でも初めての彼女の作品展だそうで、貴重なんだそうです。
以前、東京都美術館で「ディズニー展」をやった時、彼女の作品に非常に注目が
集まり、東京都美術館スタジオジブリが尽力され、展示にいたったそうです。
ディズニー好き、水彩画好き、絵本好きの人は足を運んだ方がいいですよ。
今日は朝から行きましたが、結構混んでいました。
作品もたくさんあり、気づいたら3時間もいました。
時間があるときにゆっくりぜひ見てほしいですね。





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