「キャデラック・レコード〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜」

yuko20602009-08-10

原題:Cadillac Records





『非常にわかりやすい人間模様が描かれていて、かつ
 音楽が最高に楽しめる作品です。』





※画像は映画「キャデラック・レコード〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜」
 のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!





1947年シカゴのサウスサイド。バーのオーナーで若く野心的な
ポーランド系移民レナード・チェスは、物静かな天才ギタリストの
マディ・ウォーターズと、衝動的で派手なハーモニカ奏者リトル・ウォルター
二人のブルース・コンボを雇う。
彼らのサウンドに魅了されると同時に、急速に発展したレコード・ビジネスの
ブームに乗ろうとしたチェス。
アルバムは、徐々にR&Bのチャートをのぼり、ラジオのヘビーローテーション
常連となっていく。
独特の演奏スタイル"ダックウォーク"でロックンロールの創始者となった
チャック・ベリーや、才能豊かな若い女性アーティストのエタ・ジェイムズら、
所属アーティストがアメリカ音楽のメインストリームに躍り出たのは、1955年の
ことだった。
チェスは彼らを家族同様に扱い、ヒットの褒美にキャデラックを買い与えた。
しかし、時代は次第に変化していく・・・。




かなりひいき目の★5つだと思います。すいません。
だって、音楽好きの私がこういう音楽もの映画ひいきしないわけには
いかないですもの(苦笑)
音楽Fanとして、絶対にこの作品は見逃せないと思ってとても楽しみに
していたんですよ。
公開前(公開は今週末 8/15(土)〜です)にこうして試写会で見て
このBlogで作品をご紹介できることがとっても幸せです。
私はBLUESが好きですが、他のJAZZとか、普段聞いているほかのジャンル
に比べて相当、何も知りません。
なので、そんな私がこの映画について偉そうに語ろうなんておかしいと
自分でも思っています。
今回出てきた伝説のアーティストたち、ほとんど知りませんでしたから。
知っていたのチャック・ベリーくらいですよ。
そんなレベルなのに、ここで書いちゃってるんですから。
絶対、BLUES Fanの方に怒られるって思います。
でも、本当に興奮しちゃうほど、カッコよくて、素敵な映画なんですよ。
2002年〜2003年にBLUES生誕100周年記念で作られたBLUES MOVIE PROJECT
作品群より、ずっとわかりやすくてBLUES好きじゃなくてもこの作品かなり
楽しめると思います。
まぁ、BLUES MOVIE PROJECTの方はドキュメンタリーだったから、興味ない
人が見るとつまらない映画になってしまうと思うんですけど、この映画は
普通の映画として見れます。
チェス・レコードの栄華の裏にあったたくさんの人のドラマが上手くわかりやすく
描かれているので、1つの人間ドラマの映画としても見れるんですね。。
で、音楽が非常にいいんです。
「あ、この曲クラプトンが歌ってた曲だ」とか、「あ、この曲あの人が
カバーしてた曲だ」とかいろいろ知っている曲がたくさんあって、出演している
俳優陣が、本当にうまくて味がある演奏をしていて、これまたいいんです。
多分サントラ盤買っちゃいます。
DVD発売されたら買っちゃうだろうなぁ〜。
そのくらい、ハマってしまいました。
多分、ここのBlog見てくださってる方って、結構コアな音楽好きな方が多いと
思うんですけど、絶対この映画見たほうがいいですよ。
だまされた・・と思ってね。





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