「Candy Store」 Candy Dulfer

yuko20602009-07-20





このシリーズでCandy Dulferの作品をご紹介するのは
ヘビーリスニングシリーズ16「Sax-a-go-go」
38でご紹介した「Live In Amsterdam」
そして、このアルバムで3枚目になります。
私も彼女のFan暦がもう15年を超えていますから、
それだけお気に入りのアルバムも多くなり、ここで
紹介する枚数も多くなるのでは・・・なんて思うのですが。



Candyの音楽って、結構幅広い層に聞きやすい音楽
だとおもうんですよね。
Funkyではありますが、以前ご紹介したTower Of Power
Maceo ParkerなどのゴリゴリなFunk感はなく、女性
らしくもあり、Sexyさもあり、そして踊れる・・・。
聞いていて、楽しくなれる、聞きやすく小難しくない、
すごい条件を合わせている音楽だと思うんです。
で、この作品・・・
このCDが出るちょっと前にCandyが元プリンス
(今は、マークになってしまってますね、あの方・・・)
のバンドに参加していて、そこで出会ったChance Howardと
女性ベーシストのRhonda Smithを彼女のバンドに参加して
もらって、また新たなサウンドをバンドに吹き込んでいます。
Candy自身が元プリンス?の音楽の影響を非常に受けた
こともこのCDから感じられるし、Chance Howardが大きく
このアルバムに参加したことで、以前の音楽よりちょっと
骨太で、Rock色も取り入れた、また違ったカッコいい
サウンドが出来上がっていて、とても良いです。
特にその影響が感じられるのが、1曲目の「Candy」
12曲目の「Good Time」13曲目の「You Are The One」
辺りだと思います。
この辺は、アルバムの中でも核となっている曲ですし、
13曲目の「You Are The One」は、CDがリリースになる
半年以上前の来日公演で「新曲よ」といって演奏されて
いましたので、その辺から、今までとは違ったカラーを
強く出しているなと言う辺りがうかがえます。
ただ、今までとは若干違うカラーも感じますが、大ヒット
アルバム「Sax-a-go-go」の感じにも若干戻っていて、この
アルバムは古くからのFanの人も、新しいFanの人も
なじめるアルバムではないかなと、個人的に思っています。
このアルバムでとてもいい意味で新しい色を吹き込んだ
Chance Howardも、かなりSexyでいい歌声を各所で聞かせて
くれていて、これも今までのCDにはないよい特徴になって
いると思います。
Fusionにあまりなじみのない方でも、かなり楽しめる作品だと
思うので、ぜひ聞いてみてください。




                                                                                          • -

<<お知らせ>>
人気Blogランキングに登録してみました。
よかったら、ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ