「ココ・シャネル」

yuko20602009-07-13




『ココ・シャネルの人生が垣間見れて
おもしろいです。』




※画像は映画「ココ・シャネル」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




ココ・シャネルは、彼女が仕事でも私生活でも壁にぶつかっていた1954年、
15年の沈黙を経て、復帰コレクションを開催したが評論家や顧客たちに
「過去から脱却できないシャネル」と酷評されてしまう。
そんな時、ココは孤児だった自分が現在の地位を手に入れるまでの日々を]
思い出す。
それは自分のキャリアだけではなく、彼女を奮い立たせ、支え、勇気づけて
くれた数々の愛の思い出でもあった。
最初の恋人、エチエンヌとのロワイヤリュでの生活。
シャネルが最も愛した男、ボーイ・カペルとの試練ともいえる深く悲しい恋。
それと引き換えに手に入れたデザイナーとしての地位…。
数々のでき事を回想しながらココは、再起を誓うのだった。





実は、Blogに感想をUPしておりませんが、7/11(土)にガブリエル・シャネル
という舞台を見てきました。
こちらの方がもっと、子供の頃の記憶から詳しくココ・シャネルのことを
描いていて、この舞台を見た後で映画を見たので、非常に分りやすく
鑑賞させていただきました。
ココ・シャネルは、本当に逆境から這い上がった人で、女性が仕事を
もつことを反対され、その恋人との別れたあと、0から這い上がったり、
そのあと本当に好きだった人を失ったり、15年ぶりに復活したコレクションで
酷評され、これ以上コレクションをやると会社が駄目になると言われながら
コレクションを成功させたり・・・と数々の苦難を乗り越えて、彼女が
時代に愛された人と言われてきたことが分ります。
ただ、映画の方はそこまで彼女が苦労したことがそれほど描かれて
いなくて、結構キレイに「回想」と言う形で人生を描いていて、そんなに
苦労が彼女を作ったという強いメッセージを映画からはそこまで感じない
んですけどね。
映画は2時間を越えているので、かなり長いです。
ファッションとか、ココ・シャネル自身に興味がないとちょっと長く感じて
しまう作品かもしれません。
で・・・映画の方ではあまり強く強調されていませんが、彼女のスタイル
(服)が愛された理由と言うのが、あくまでも女性の動きに合った洋服を
作ろうとしていたこと。モード、流行に流されず彼女がそれにこだわったことが
受け入れられた理由なんだそうです。
戦前のコルセットで体をキツク絞め、不自由な動きしか出来ない洋服ではなく、
着心地がよく自由に動ける洋服を作るという強いコンセプトがあって、
「失敗」だ「時代遅れだ」と酷評されても、後にたくさんの女性が支持する
不動のブランドとなって行ったそうです。
その辺を頭に入れながら見ると、より楽しめる作品かもしれませんね。
また、本当に「芯の強い」女性でもあり、うらやましく見てしまいました。
女性はいろんな部分で共感できる作品かもしれませんね。






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