「群青 〜愛が沈んだ海の色〜」

yuko20602009-06-18




長澤まさみがいつもと違うキャラクターを演じ切って
いてなかなかよかったです。』




※画像は映画「群青 〜愛が沈んだ海の色〜」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!





沖縄の離島にやってきた世界的に有名なピアニスト、由起子と島の
ウミンチュ(漁師)龍二は恋に落ち、娘・凉子を授かるが、病弱だった
由起子は天国に旅立ってしまう。
やがて、幼なじみの一也、大介と兄妹のように育った天真爛漫な
少女・凉子は、ウミンチュの一也と結婚を約束する。しかし、一也は
凉子の父を説得するために宝石サンゴを獲りに潜った海に深く潜り、
帰らぬ人となってしまう…。
あまりの悲しみに生きる意味を見い出せず、自分の世界に
閉じこもってしまった凉子をそっと見守るしかない父と大介だった…。




このBlogでも散々「邦画を見ない」と言っている私が珍しく邦画の
試写会に行ってしまいました。
それはなぜか・・・。
大好きな畠山美由紀ちゃんが主題歌を歌っているから!!
理由はタダそれだけです。
邦画ブームですけど、正直、散々前宣伝やら、評判に踊らされて
見に行ってもガッカリ・・・なんてことが多くて、本当にどうしても
「見たい!!!」とそそられる作品以外はまず、邦画は見ません。
そんなわけで、この映画も長澤まさみの演技がよい、と言う評判で、
泣けるというふれこみだったので、あまり期待しないで見に行って
ちょうどいいかな、くらいで行きました。


原作本があるのですが、これ、読んでいないんですよね。
なので、比較しようがないのですが、もしかしたら小説をはしょって
しまっている部分があるかな・・・なんて思いつついました。
ちょっと「どうして、この展開になるのかな?」と分かりにくい部分が
あったので、個人的にはその辺が引っかかりました。
それ以外は、穏やかなドラマが前半は進んでいきます。
映画は第1章、第2章、第3章という感じで分かれて進んでいくので
その辺は、小説を忠実に再現したのかな、なんて勝手に思っていました。
この映画の中で主人公の涼子の両親の恋物語と、涼子と一也の
恋物語が、とってもPureで、静かでいい感じです。
特に、涼子の両親の恋物語がとても純粋すぎて痛々しい感じでも
ありました。
最近の日本映画にはない、Pureさかもしれないですね。
それと、沖縄の海、島ののんびりとした生活・・・などなどがいい感じで
それだけを見るだけでも楽しめる映画かな、とは思いました。
ラストの方で、会場内では泣いている人もいたようですが、私はちょっと
泣けませんでした・・・。すいません。
涙もろい人は泣いちゃう映画かもしれませんね。
それから、長澤まさみが、いつもの「元気はつらつ、自由奔放」な感じとは
違って、恋人一也を失ってから喪失感が大きい、精神病的な状態になって
しまうのですが、その辺を上手く演じきっていたのが見事でした。
オマケですが・・・私の大好きな畠山美由紀ちゃんが、ラストの方で
一瞬だけ出てきます。
学校の先生という回想シーンです。
よかったら、その辺もチェックしてくださいね。






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