「レボリューショナリー・ロード」

yuko20602009-02-15




『ちょっと重い映画かも?』




※画像は映画「レボリューショナリー・ロード」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!





1950年代、コネチカット州
レオナルド・ディカプリオ演じるフランクとケイト・ウィンスレット
演じるエイプリルのウィーラー夫妻は、ふたりのかわいい子供に
恵まれた理想のカップル。
"レボリューショナリー・ロード"にある閑静な住宅街に住んでいるが、
そこは郊外に夢を求める人々の新天地だった。
フランクは元陸軍兵で、いまはニューヨークの事務機会社ノックスの社員。
エイプリルはかつて女優志願だった美しい女性。あるパーティの会場で
知り合ったふたりは、人生が素晴らしいものになると信じて結婚した。
しかし、そんな新婚時代の夢も次第に色あせていった。
エイプリルは地元のアマチュア劇団の舞台に立つが、芝居は最悪の出来で、
その怒りを帰りの車の中で夫にぶつける。
ふたりは激しい口論になり、心の中の不満を言葉にした。
 ある時、フランクは会社でタイピストのモーリーンを目にとめ、その
初々しい若さに心を奪われる。彼女もフランクに好意を抱き、ふたりは
食事に出かける。
「父も同じ会社でセールスマンをしていた。そんな風になりたくないと
思っていたが、結局はこんな人生を送っている」。
その日、彼は30才の誕生日を迎えた。
アルコールの入ったふたりは、店を出て、モーリーンの部屋で甘美な
ひとときを過ごす・・・。




2/20(金)で終了だというので、当てた劇場招待券を持って慌てて
見てきました。
見に行った映画館では、私しかいない状態で、初めて「貸しきり状態」
なんてものを体験させていただきました(苦笑)
しかもゆったりシートの映画館だったのでかなりお得でした。
映画のほうは1/29〜の公開だったにもかかわらず、終わるのが早い!!
でも、映画を見て若干納得だったかなぁ〜。
この映画、私が絶対に見ない!と思っている「タイタニック」の名コンビ
の再共演ということで、かなりラブラブなストーリーを期待して見に行った
方もいたのでは?
しかし、そういう作品ではないんですね。
2人の出会いこそ、運命的な感じなんですが、結婚して2人でやっていくうちに、
夢や希望を捨て、現実と向き合って生きていかなければならない。
ディカプリオ演じるフランクは、見ているととっても感性が鋭くて、
本当は、もろいのかもしれないけど、現実を見る力が備わっていて
家族を支えるために現実的。
そして、ケイト・ウィンスレット演じるエイプリルは、女性特有の視野が
若干狭い、ちょっとヒステリックな部分がありつつ、夢をあきらめきれない
部分がある女性という感じ。
夫婦は、いわゆる中上級家庭で、誰もがうらやむ憧れの存在という外面的には
虚像の上で、成り立っていて、その虚像と実際との差に悩んでもがいている
様子を描いておりました。
大人になる、結婚して家庭を持つってことは、私まだ独身なので想像でしか
言えないけど、やりたいことをあきらめなければ行けなかったり、現実的
にならざるを得ない部分があったりするんじゃないかな、と思ったりします。
その葛藤を描いていて、なんとなく「結婚とはなんぞや?」とか、「人生とは
なんぞや?」とかを投げかけている作品かな、と思ったりしました。
でも、この作品、つまらない人には相当つまらないだろうな、なんて
思いつつ見させていただきました。
いろんな見方ができる作品だとは思うのですが、Hitしなかった理由はここに
あるのかもしれません。
DVDでいいかな?と思う作品でした。
もう、公開も終了なので気になる方はDVDでどうぞ。




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