「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

yuko20602009-01-19

原題: The Curious Case of Benjamin Button



『長い作品でしたが、気づいたら終わってました。』




※画像は映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




あまりにも醜い姿で生まれ、母親が出産のショックで亡くなって
しまったため、父親がショックで生まれてすぐに捨てられてしまった
ベンジャミン。
彼は、もっとも老化した姿で生まれどんどん若返っていくと言う
不思議な人生を歩むことになる。
ベンジャミンを拾った育ての母親は、老人施設で彼を懸命に育て、
無償の愛をくれた育ててくれる。
しかし、17歳になり、外の世界へ飛び出し、誘われるまま乗った船で
仕事をくれた船長は「自分の信じる道を進め」と教えてくれた。
異国で出会った女性との初めての恋、初めてのくちづけ。
第二次世界大戦で共に戦い、夢半ばで散った男たちと結んだ絆、
名乗り出た実の父の死…ベンジャミンは自分に与えられた
さまざまな機会をすべて受け入れ、そこで出会った人々と
深くかかわっていくことに、生きる意味を見出していく。




2時間40分近くあったのですが、気付いたらそれだけ時間が
経っていたという感じで、あまり長く感じませんでした。
意外にも映画の中に入っていけた感じで、おもしろかったです。
ストーリー自体は、主人公のベンジャミンが戦争に行くシーン
以外はそれほど、ストーリーに起伏がなく、どちらかというと
淡々と進んでいく感じなのですが、人と人のつながりとか、
人は外見ではなく、中身、というメッセージが強く発せられて
いるような気がしました。
最初のベンジャミンが老人ホームの前に捨てられて拾われて
黒人の夫婦に育てられることになるのですが、子供がなかなか出来ない
母親が「神の奇跡よ」と言ってベンジャミンを無償の愛で育てていく
ところなどが、その辺のメッセージを感じました。
あと、多分老人の体で生まれてどんどん若返っていって赤ん坊で死ぬ、
脳は赤ん坊→老人なんていう人はきっといないでしょうからあくまでも
ファンタジーというかそういう色が濃い作品かもしれません。
冒険ものファンタジーとはちょっと違うので、ファンタジー嫌いな
人でも結構見れる作品じゃないかな、とは思ったりします。
何気なく見ていても、ちょっと考えさせられたりする映画なので、
私的には結構オススメで、★4つつけてみました。
よかったら、映画館で見てくださいね。



                                                                                          • -

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