　12/6 TRY-TONE＠銀座中央会館 - ココロのつぶやき

前回、彼らのライブを見に行ったのが7月なので、かなり久々に
足を運んで来ました。
今回もドリームプロジェクトさん主催のライブでした。
まずは、Set Listを。

1.White Christmas〜Winter Wonder Land
2.Deck The Halls
3.Santa Claus is Coming to Town
4.Let It Snow
5.しあわせもあこがれも
6.雪のファンタジー
7.Christmas Time Is Here　　　　（By Aichee）
8.Trio Los Amigos Christmas Show
9.Amaging Grace〜You Raise Me Up
10.TRY-TONE Sings ETO〜12の干支物語
11.アカペラでゆこう

Enc.
新しい年もまた
きよしこの夜

最初の4曲はノンストップで演奏されました。
しかも、コンサートスタートはすでにメンバーが舞台の上にスタンバイ
していて電気がついたらメンバーがいたという感じで、結構前のほうに
座っていたのに気づかないくらいの用意でびっくりしました。
4曲目までは、非常に静かで、今のTTを象徴するような、ハーモニー重視の
アレンジで、聞き入ってしまいました。
正直「私は、こんなにぼーーっと聞き入っていて、Blogをかけるんだろうか？」
と不安になってしまったほど、何も考えずに聞き入ってしまいましたよ。
また、普段どうもJazzなど洋楽を聴くことが多くて、クリスマスソングも
英語やポルトガル語（＝ボサノバ）で、外国語で聞くのが当たり前に
なっていましたが、今回、TTはあえて日本語の歌詞で歌っていて私には
とても新鮮に聞こえました。
ドリームプロジェクトさんのライブは、家族連れなども多く、また
ご年配の方も多いので、その辺のお客さんを意識した構成にもなって
いたのかな、と後から気づいたりもしたのですが・・。
そして、かなり新鮮に感じたのは4曲目の「Let It Snow」。
個人的な見解ですが、毎年、いいクリスマスアルバムを探すのが好きな私は
この数年、何枚ものクリスマスアルバムを購入しては聞いてきましたが、
この曲に関しては、どちらかというとJazzアーティストでも割とノリノリの
アレンジで、Swingしているアレンジはあまり聞いたことがなかったのですが、
今回のTTのアレンジは、かなりSwingしていて、Jazzyなアレンジになっていて
非常に、新鮮な感じでした。

この後MCを挟んで、しあわせもあこがれも。
この曲はTTのオリジナルであり、冬の定番でもありますね。
恋愛しているときに聞いたら、どんなにいいだろうといつも思うのですが
なかなか思うようには行きません。
雪のファンタジー
そして、バンド内バンド、ちづるさんと愛香さんのユニットAicheeによる
「Christmas Time Is Here」を挟んで、男性3人によるラテンユニット
Trio Los Amigos。
ここから、かなり笑いとノリのモードになっていき、会場内も盛り上がって
きました。
正直、このTrio Los Amigos、面白いんですけどリーダーの多胡さん以外
若干なりきりぶりが足りなので、今後、もっと濃ーーーいキャラクターを
期待しています。
圧巻だったのは、最近ドリームプロジェクトのライブで名物になっている
メドレーシリーズ。
今回は、TTのデビューアルバム「TRY-TONE Sings Etole」に引っ掛けて
干支に絡んだメドレー。
テーマソングに始まり、ずいずいずっころばし♪→（忘れました、牛）→
狙い撃ち（♪「トララ〜トララ〜と歌ってました・・・」）など、なんとなく
干支に引っ掛けてメドレーを17分披露してくれました。
私が一番個人的に大うけだったのが、辰のところで、ドラゴンボール→
♪も〜えよドラゴンズ♪と、中日の応援歌を歌ってくれたこと。
これは、おそらくベースの青木さんが名古屋出身だったことで、これが
入っていたんだろうな、と思います。
最後は猪が猪木のテーマ・・・。相変わらず多胡さんが猪木になりきっていて
会場内大うけでした。
私もこのメドレーには結構笑わせていただきました。
次回はどんなテーマのメドレーになるのか、楽しみにしていますよ。

ラストはもちろん「アカペラでゆこう」
アンコールはこの時期しか聞けない「新しい年もまた」。
この曲を聴くと、なんか毎回「今年は何をしていたんだろう」って反省して
若干ブルーになりますがいい曲ですね。
最後の最後は「きよしこの夜」を会場内大合唱して終わりました。
曲数はそれほど多くなかったけど、メドレーが12曲以上入っているし、これだけで
17分くらいだったので、予定の90分を超えてライブが終わりました。
かなりおなかいっぱいになりました。

ヴォイパの嘉一郎さんが抜けてからほぼ1年になり、新メンバーのオサムさんも
加入して1年。
当初はかなり、硬さが見え、ハーモニー重視といっていたわりに音が薄く
大丈夫かな、と思っておりましたがオサムさんも5月の関内ホールのライブあたりから
吹っ切れたのか、今回もハーモニーの厚みが増していました。
また、アレンジャーが1人増えたのも大きいようで、これからも意外なアレンジを
たくさん聞かせてくれるんじゃないかな、と思いながら見ていました。
大人な魅力が増したTTにこれからも期待ですね。

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