「Color Me」 Hiram Bullock

yuko20602008-11-23




久々にFusionのCDをご紹介します。
惜しくも今年、7/25に亡くなってしまったHiram Bullock。
53歳という若さでこの世を去ってしまいました。
本当に残念です。
なくなった当初、そのことを記事に書こうと思いましたが、あまりに
ショックで、何も書けませんでした。
やっと、気持ちも少し消化できたので、このアルバムを紹介したいと
思います。


まずは、Hiramのご紹介を・・・
こちらからの転記です
今でも東海岸のミュージック・シーンで「ファースト・コール」のギタリストの
地位を譲らないハイラム・ブロック。
大阪・堺市浜寺出身にして、現在最も「ニューヨーク・グルーブ」を醸し出せる
生まれながらのグルーヴ・メイカー。
スティング、ビリー・ジョエルチャカ・カーンカーラ・ブレイデイヴィッド・サンボーン
ボブ・ジェイムス、ギル・エヴァンスジャコ・パストリアスなど、ジャンルを問わず
超一流アーティストは、その代表作において要所要所で彼のギターを求め、
その都度彼はそこで、時にパワフル、そしてグルーヴィーなテイストを加えていった。
ハイラムは学生時にベースを弾く。しかしギタリストの方がモテることを目の当たりにし、
すぐさまギタリストに転向。マイアミ大学でジャズを専攻。
その時の先生はパット・メセニーであり、初期の作品にそのテイストが伺える。
そしてNYに出てきてからは様々なセッションをこなし、「腹違いの兄弟」と
お互い言い合う僚友、ウィル・リーと24丁目バンドを結成。
特に日本で爆発的な人気を得る。解散後もデイヴィッド・サンボーンのバック・バンド
などを務めながらも、自らのバンドを持ちソロ作を発表するなど、フュージョン界に
おいては人一倍バンド志向の強い、ロック・テイストを持ったギタリストである。


Hiramを知ったのは、恐らくSOURCEの1stアルバムに参加していて、名前を知り、
BLUE NOTEの来日告知で知り、CDを買ってライブに・・という流れだったと思います。
そのCDを買った・・というのがこのCDでした。
あとは、レイラ・ハザウェイが参加していたのも理由の1つだったかな。


CDを聞いてみると、歌も声がよくてなかなか上手いし、ギターもよかったので
すぐにお気に入りの作品になりました。
このCDの1曲目「Cafe Luna」3曲目の「Hurricane」は本人も気に入っていたのか、
だいたい毎回、ライブでも演奏されていた曲で私も気に入っていました。
Hiramのギターは上記の紹介にもあるように、Rockテイストが非常に強くて
Bluesyで、時にfunkyで、自由だけど、このアルバムのタイトル曲「Color Me」
のような曲では、聴かせるところは、聴かせる・・・泣き所が分かっている
ギタリストだったと思います。
また、歌ももの多く、歌心のよく分かっているギタリストでもありましたね。
ライブでは、お客さんを楽しませるのが大好きで、真のエンターテイナーだったな
と思います。
金属音のような響いているロックテイストの強い音色は、誰も真似できない
ギタリストで、本等に惜しい人を亡くしたな・・・と思っています。
哀悼の意を込めて。。。





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