銀座JAZZフェスティバル2008 2日目

昨日に引き続き、銀座JAZZフェスティバルに参加してきました。
今日は2本ライブを見てきましたので、昨日に引き続き
感想をUPしたいと思います。



4.【矢野沙織】@銀座山野楽器本店


銀座山野楽器本店の7Fイベントスペースで見てきました。
こちらのホールは、インストアイベントでおなじみですね。
インストアライブをやることを想定して作ってあるホールなので
もちろん、音響は悪くないので、安心して見に行きました。
整理番号が余りよくなかったので、普段のインストアイベント
だと100席しか椅子が出ないので、立ち見を覚悟して見に行った
のですが、130席ちょっと椅子が出ていたので、何とか後ろから
3列目くらいに座れました。
こちらも、一緒に行った友人が見たいというので何とか招待券を
Get。
矢野沙織さんといえば・・・「報道ステーション」のOpeningの
「Open Mind」という曲を松永貴志くんと一緒に演奏しているのが
彼女ですね。
正直、松永貴志くんのCDでこの曲を聞いていた印象、そして
報道ステーション」が始まった当初、生演奏で松永貴志くんと
2人でこの曲を演奏しに登場していましたが、その両方の印象で
「何で、この子がそんなに過大評価されるんだ?」と思っていました。
でも、生で聞くと違いますね・・・
というか、報道ステーションの生出演のときより恐らく実力を
つけたのかもしれません。
音が、非常に「Jazz!!」っぽいテイストの音で、あまり技術や
音程はよくないのですが、そんなことはJazzではあまり気にしなくても
いい訳で、ホントJazzミュージシャンなんだなぁ〜って感じでした。
音は、Candy Dulferの音をもっとJazzテイストっぽい音にした感じ?
と言って伝わるかな。
若干さびた感じの渋い音でした。
中学生でジャズアーティストのSaxの感銘を受けて、Saxを吹き始め、
16歳でデビュー・・・。
そのいきさつを聞いても、音を聞いても彼女は、Jazz Sax Playerに
なるべくして生まれた真の天才なのかもしれませんね。
すごいなぁ〜と思ってしまいました。
友人の友人から、矢野沙織さんはイマイチとも聞いていたので、あまり
期待せずに見に行ったのですが、本人もこの日の演奏はかなり調子が
よかったようで・・・しっかり楽しませていただきました。
後ろを支えていたDrs、ギター、オルガンの3名もしっかりとした
アーティスト達で、彼らと対等に音の会話をしていた彼女はツワモノだなぁ〜
という感じでした。
一緒に見に行った友人とも「息の長いアーティストでいて欲しいね」という
会話をしていました。
なかなか、本当にJazzテイストの音を出せるSax Playerって少ないので
頑張って欲しいな、と思いました。





5.【エミリー・クレア・バーロウ】@時事通信ホール



今回の銀座JAZZのライブの中で1番見たかったアーティスト。
彼女のことは、昨年の11〜12月にBLUE NOTEにライブを見に行った
際、かかっていたCotton Clubの来日公演情報で見て、知りました。
そのときかかっていたのは、私のヘビーリスニング54でご紹介した
「Winter Wonderland」というアルバムのタイトル曲「Winter Wonderland」。
この曲はいろんなアーティストのクリスマスアルバムで聞いていたけど
ギターと歌と所々に入るSaxだけという非常にシンプルなアレンジ
だけど、美しいアレンジに仕上がっていて「これはいい!!」と
思い、CDをまとめ買いしてしまったほどでした。
本当は昨年のCotton Clubの公演に行きたかったのですが、なんせ
お財布事情と時間が許さず・・・
結局「次回の来日公演へ行こう」というわけで、持ち越しになりました。
そして、今回の銀座JAZZフェスティバルでの来日。
もう、楽しみにで、楽しみで仕方がなかったです。
この回の招待状も何とかGetし、2桁最後の方の整理番号だったにも関わらず
最前列が空いていたので最前列で堪能させていただきました♪



さて・・・ライブの方は、CD以上のよさで、本当に見に行ってよかった!
という感じでした。
自身のよさをよく分かっている本当のミュージシャンだな、という
印象でした。
バンドの編成は、ギター(エレアコ)、ベース、Sax、本人という
極限のシンプルな編成。
しかも、見に行った時事通信ホールはそこそこ広いホールなので
絶対にごまかしの利かないはずなのに、そこはやってのけました。
すごい実力ですね。
歌もCDで聴いている甘くてかわいらしい声がそのままで、曲に
よっては彼女の歌だけで始まる曲もあり、安定感のある抜群の歌唱力が
光っておりました。
アレンジなども彼女が手がけているようなので、かなり計算され
つくしている上での音楽・・・。
丁寧に歌われていて、素晴らしかったです。
曲はCDに収録されている曲ばかりで、「The Very Thought Of You」
というCDに入っている曲が多かったかな。
カナダは帰るとものすごい寒いから憂鬱よ、なんていいながら昨年
リリースされた「Winter Wonderland」からタイトル曲「Winter Wonderland」
をうたってくれたりしましたが、やはりまだ、ちょっとクリスマスの
曲ばかりを歌うのは若干早いので、このCDからの曲は2曲だけでした。
バンドメンバーも、非常にアンサンブルが上手く、演奏が上手くて
しっかり後ろで彼女を支えていました。
私もあまりのライブのよさに、言葉が出ないくらい・・うっとりと
聞いてしまいましたよ。
一緒に行った友人は、全く彼女のことを何も知らずに見ていたのですが、
終わった後「よかったぁ〜」と言って、一緒にCDを買っていました。






ライブの後、サイン会があったので、CD全部持っているにもかかわらず
購入してサインもらってしまいました。



サイン会では、1人1人と丁寧に会話を交わしていて、とても人柄が
よいのが伝わってきました。
私は最初に書いた、前回の公演のCMで彼女を知り、見に行きたかった
けどいけず、今回初めて見れてよかった!と言ったら喜んでくれました。
そして、一緒にいた友人のカメラで2ショット撮影してもらいました。
やっぱり、CDのジャケット通りCuteだし、美しい・・・。
髪型がお互い巻髪でおそろ(笑)ですが、美人はいいよなぁ〜なんて
思ってしまいました。
来年、CDをリリースしてまた来日するといっていたので、次回こそ
有料でしっかりライブを見るつもりです。
エミリー、本当にありがとう!!
お話して、ますます大好きになりました♪




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