銀座JAZZフェスティバル2008 1日目

銀座界隈のブランドショップのホールやデパートの屋上
山野楽器本店、時事通信ホールなどで開催されたライブに
参加してきました。
今日は、1日で3本のライブを見てきましたので簡単に感想を
UPします。



1.【オレンジペコー】@時事通信ホール


オレンジペコー・・・。
Vocalのナガシマトモコさん、ギターの藤本一馬さんによるユニット
なんですが、今回はベースとDrs、ピアノ&キーボードが入ってました。
一緒に行った友人が見たいということで、何とか招待状をGet。
以前、5年くらい前だと思うのですが、横浜埠頭で行なわれた
情熱大陸」のライブで1度彼らを見ていました。
しかし、その時は「何で人気があるんだろう?」という感じで
全くピーンと来なかったし、彼らのステージをかなり
「つまらない」と思いながら見ていた記憶があります。
何で、そんなことを感じたんだろう?と今回のステージを見ながら
いろいろ思い出したんですが・・・。
正直、このユニット、「玄人ウケ」するユニットではないですね。
演奏もかなりヘタ・・・
ギターの藤本さんの演奏が余りに下手すぎでひどかった!
サポートメンバーも、キーボード&ピアノ、Drsはまぁまぁよかった
のですが、ベースがひどかった。
Vocalのナガシマトモコさんは、5年前に見たときはたいして上手いな
とは思わなかったのですが、前回からの時間の間に相当力をつけ
ましたね。
伸びやかでちょっとシルキーボイス。若干ドリカムの吉田美和さんを
思わせるような、小さい体にパワフルな声で、バンドを完全に引っ張って
いました。
ただ、今思い返すにパワフルだけど野外や大きいホールではあまり
彼女のVocalのよさが伝わってこないかもしれないのかな・・と。
小さめのホールでのびのび歌う方が合っているVocalistなのかもしれません。
正直、彼女の歌がなかったら、バンドがひどすぎて聞けなかった(爆)
ライブがスタートした最初の3曲くらいはイマイチだったのですが
中盤のバラード系の曲が非常によくて、ちょっとCD聞いてみようかな?
なんて思ってしまいました。
一緒に行った友人と「雰囲気と曲と、Vocalで売れているようなユニット」
ということで意見が一致。
正直、藤本さんは曲を作ったり、プロデュースに回り、ナガシマさんが
Soloで実力派のスタジオミュージシャンとやった方がいいんじゃないの?
なんて、2人で話しておりました。
アンコールも含め、1時間半ほどでライブ終了。
なかなかおもしろかったです。





2.【ファブリッツィオ・ボッソ& ジャヴィエル・ジロット・セクステット
  "Latin Project"】@アルマーニ銀座タワー


これ、本当は応募していないので当たらないはずが、何かの手違えで
当たってしまいました。
そんなわけで、時間もちょうど空いていたので見に行きました。
昨年の銀座ジャズで、Fried Prideを見にバーバリーのホールに入って
いたのですが、ギター、Percussion、Vocalという編成にもかかわらず
音が割れていたので、アルマーニのホールも音はそれほどよくないだろうな、
と期待せずに見に行ったのですが、音はまぁまぁよかったです。
ただ、縦長のホールだったので、非常に見にくかったのですが・・・。
ホーンが入っていたのに音も割れることなく、快適に聞けたのでよかったです。
バンドの編成は、ギターレスで、ピアノ、Drs、ベース、Percussion、
ファブリッツィオ・ボッソのtp、ジャヴィエル・ジロットのSaxという
6人編成(だから、セクステットですね。)
ライブの方は・・・全く彼らについての知識がないまま、ノーチェックで見に
行ったのですが、おもしろかった!!
今回、このラテンプロジェクトが日本での初お披露目のライブだったようで、
ファブリッツィオ・ボッソFanがたくさんきていたようで盛り上がってました。
Latin Projectとはなっていますが、どちらかというと、イタリアン・Jazzに
ちょっとラテンフレーバーが入っている感じのJazzで、Latinというより
どっちかというと、Jazz色の強いサウンドでした。
しかし・・・バンドメンバー全員がツワモノ揃い!!
オレンジペコーのひどい演奏(苦笑)を見たあとだったから余計なのか?
非常におもしろかったです。
ノリノリなサウンドがありつつ、かなりJazzyなサウンドがありつつ
楽しく見させていただきました。
残念ながら、次の熱帯Superjamの集合時間になってしまったため
アンコール1曲だけ断念して席を立ってしまったのですが・・・。
CDが発売されたら、ちょっと聞いてみたいな、と思いました。
知らない音楽を知る、いい機会になりました♪




3.【熱帯Superjam】@時事通信ホール



熱帯JAZZ楽団を率いるカルロス・菅野さんを中心に熱帯JAZZ
楽団のピックアップメンバーで構成されたバンドでのライブでした。
熱帯JAZZ楽団、及びその絡みのライブってかなり久しく行って
いなかったので、久々に見れてよかったです。
正直、この時点でかなり長い1日となっていたので、体が相当な
倦怠感を感じていたのですが、ラテンのノリノリの音楽で、一切
睡魔も襲わず、一緒に体でリズムをとりながら見てしまいました。
曲も熱帯JAZZ楽団のCDに収録されている曲を中心に、その他
聞いたことのあるような曲のカバーなどで、楽しませていただきました。
途中、ここのメンバーのソロ回しもたくさんあり、メンバーは言わずと
知れた日本のトップを走るスタジオミュージシャン達ばかりなので
それぞれのソロを楽しく拝見させていただきました。
ソロの後、かなり大きな拍手やアイの手が場内から起こっていて
やはり、熱帯は人気なんだなぁ〜という感じでした。
カルロスさんの両手から繰り出される、コンガのラテンのリズムに
かなり見入ってしまいました。
バンドのバランスもよく、やっぱり、こうじゃなくちゃ!と思って
聞いておりました。
個人的には、桜井哲夫さんのベースを久々に生で聞けたのが幸せ
でした。
桜井さんのベースはやっぱりタイトだよなぁ〜とホレボレしてました。
このバンド、お昼間にデパートの屋上でも演奏していたようで
最後は総立ちでノリノリだったそうですが、最後の方、ちょっと
踊りたかったのですが、会場の反応が結構大人しくて断念・・・
それだけが心残りでした。
カルロスさん自身も「いいイベントですねぇ〜。また呼んで下さい」
なんていっていましたので、かなり本人達も楽しんで演奏されて
いた様子。
見ているこちらにも伝わってきて、とても楽しい時間でした。




そして・・・明日は2本ライブを見ます。




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