「ブーリン家の姉妹」

yuko20602008-10-25

原題:The Other Boleyn Girl




『テンポよく展開されていて、よい作品でした。』



※画像は映画「ブーリン家の姉妹 」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!



時は16世紀イギリス。エリック・バナ演じる時の国王・ヘンリー8世
20年にわたる結婚で王女メアリーしかもうける事が出来なかった。
“男の後継者を産めない王妃(アナ・トレント)との関係が冷めている”
といううわさを聞きつけ、駐フランス大使のトーマス・ブーリン卿は、彼の
2人の娘を実家に連れ戻す。
ブーリン卿はナタリー・ポートマン演じる娘のアンに国王を誘惑させ、彼の
息子を産ませようと目論んでいた。
だが、その目論見は外れ、国王はスカーレット・ヨハンソン演じるアンの妹・
メアリーを見初める。
そのときすでに結婚していたメアリーだったが、家族の圧力により、渋々、
国王と関係を結び、待望の男子を産む。
やがて、優しい国王に惹かれていくメアリー。
その頃、王妃の座を狙うアンは、ある策略を練っていた…。



またも、試写会日程が合わず(涙)、公開初日に見に行ってしまいました。
若干、処刑シーンが見れないかも・・・なんて思ってちょっとだけドキドキしながら
見に行ったのですが最後の方にちょっとその処刑シーンがあるだけだし、そんなに
目を背けるほどではなかったのでOKでした(汗)
なので、私のように気が小さい人でも結構見れちゃうと思います。


映画のほうは・・・正直原作の小説を読んでいないのですが、結構長そうなストーリーを
上手くまとめていたんじゃないかな?なんて思います。
ストーリーのつなぎ方やテンポ感が非常によくて、話の展開に違和感を全く感じなかった
ので、脚本もかなりしっかり作りこんでいたんじゃないかなぁ、と思います。
ナタリー・ポートマンは、最近、Bitchな女性の役が多かったけど、彼女らしい
賢くて・・・狡猾といった方がいいのか?なくらいな女性をこれでもか!と演じていて
やっぱり、こういう役の方が彼女には合ってるなぁ〜って思いながら見てしまいました。
女王の座を射止めるためにあれやこれやと狡猾な手を使って望みを手に入れようと
するところは、現代社会でも若干通じるところがあるかな・・なんて思いながら
見てしまいましたが、決して彼女は満たされることはない女王様だったんでしょうね。
妹・メアリーを演じていたスカーレット・ヨハンソンですが、ナタリー・ポートマン
の熱望で、共演となったという話。
彼女は、控えめな女性の役が少ないような気がしますが、意外にも合っていた様な
気がしました。
2人とも色の違うタイプの女優さん同士だけど、喰うこともなく、上手くそれぞれの
よさが出ている演技でよかったと思います。
また、衣装も豪華で、アンやメアリーが身に着けているアクセサリーなどがとても
キレイで、正直「欲しいな」と思ったものがいくつかあったりして、素敵でした。
英国王室で本当に合った話らしいので、史実を知りつつ、人間関係の難しさとか、
権力争いの危うさなどを見れる作品ですね。
でも、正直、この時代に生まれなくてよかったな・・なんて思ったりしちゃいましたが。





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