「私がクマにキレた理由」

yuko20602008-10-02

原題:The Nanny Diaries



『人間観察のおもしろさと人の温かさが混じった
ヒューマンドラマ・そしてコメディです。』



※画像は映画「私がクマにキレた理由 」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!



アニー・ブラドッグは大学を晴れて卒業。当たり前のように一流企業
への就職、生活を夢見ていた。
しかし、面接試験で「アニー・ブラドッグとは何者かを説明して下さい」
という、簡単なはずの質問に口ごもってしまう。
いきなり「私って何?」という壁にぶち当たったアニーは、セントラルパークを
一人思い悩みながら歩いていた。
そこへ飛び出してきた少年グレイヤーを助けたことがきっかけで、
その少年のナニー(子守)として働くことに。
誰もが憧れるゴージャスな生活を送る少年の両親ミセスXとミスターX。
しかしミスターXはワーカーホリックで、ミセスXはイベントごとで忙しく、
グレイヤーはいつもほったらかし。
我がままでいたずらし放題のグレイヤーだったが、本当は寂しがり屋で
愛情を求めている愛らしい少年だった。そんなグレイヤーとアニーは
次第に絆を深めていく。
X夫妻と同じアパートにすむ、ハーバード大学の好青年との間に
恋も芽生え始める。ミセスXは無理難題をアニーにぶつけ、アニーも
グレイヤーへの愛情から必死で、プライベートも投げ捨てて彼女の
リクエストを聞き続ける日々が続いていた。
しかしミスターXの浮気が発覚し、最高に贅沢で憧れの生活の
ように見えたX家は崩壊の危機に…。
不安と不満が募ったアニーは遂に本音を爆発させる。そんな
アニーの本音が、X一家、そしてアニー自身にもたらした答えとは…。


かなり、この映画、おもしろそうなので期待して見に行きました。
思っていたのとは違ったけど、とても面白かったです。
主人公、アニーの人間観察してやろう、から始まったナニー生活。
でも、本人がどっぷりハマってしまう、という悪循環なのですが・・・
本人の語りを中心に、物語が展開されていて、第三者的な
目線で見つつ、どっぷりハマった本人の気持ちになりつつ
かなり、面白く映画が見れました。
雇い主は、セレブだけど、これ以上ない、自分勝手放題で、
こんな結婚生活は最悪!!って思っちゃうようなセレブなんですが、
アニーは子供との絆を深めていって、いい感じになります。
しかも、もし本当に仕事でこんな上司に24時間振り回されるなら
1日として持たないかも・・なんて思ってしまいます。
その息子は、とにかく両親に放ったらかしにされてしまい、愛情が
欲しくてわがままや、わんぱくをしています。
子供が愛情を求めている部分は、子供をもつ親が見ると悲しく
なったり、考えさせられたりするかもしれませんね。
(私は経験者ではないからその辺は想像ですが・・・)
母親は子供を自分の思い通りにしようとあれこれナニーに
命令をしています。
一方では、アニーとアニーの母親との関係も母親の思惑と
アニーの気持ちが違っていて、その辺の親子関係とも似たり
寄ったりの部分があったりするのでは?なんて思ったりします。
この映画は、両親に放ったらかしにされている子供の
寂しさとか人間の本質とか、人の温かさとか人間の持ついろんな
部分を垣間見ることが出来て、それもこの映画の魅力だと思いました。
また、ラブストーリーな部分もあるし、笑わせる部分もあるので
1粒で3度おいしい。。。みたいな味のある作品だと思います。
主役のスカーレット・ヨハンソンはかなり、体当たりで演技
しているような?
子役との撮影、大変だっただろうなぁ・・・。




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