6/22 Natalie Cole@BLUE NOTE

昨夜はある方のご好意で、Natalie Coleのライブに連れて
行っていただきました。
今回は、予約を入れていたのに、いろいろな諸事情で行けそうに
なかったのであきらめていたのですが・・・本当に感謝です。




さて・・曲順がBLUE NOTE TOKYOのHPでUPされていたので
UPします。こちらです。


1.Spring Action
2.Kelly's Blues
3.Falling In Love With Love
4.Fever
5.Why Don't You Do Right
6.What A Difference
7.All The Things You Are
8.Nice`N' Easy
9.The Very Thought Of You
10.Somewhere Along The Way
11.Sentimental Medley
12.Smile
13.Unforgettable
14.L-O-V-E



最初の3曲は、ウッドベース、ピアノ、ドラムのピアノトリオのような
編成でのJazzインストの曲からスタート。
New Albumのイメージでライブが進むんだろうな、と思っていたので、
R&B系の曲をこの後やるには、ちょっとピアノが軽いし、えらいJazzっぽい
なぁ〜と思いながら聞いていました。
2曲目の「Kelly's Blues」がよかったかな。ピアノのソロが特によくて、
うなってしまいました。



Natalie自身が、4曲目に登場したのですが、どこから登場してるんだ??
とキョロキョロしていたら・・・なんと!!車椅子に乗って登場。
どうやら、腰が悪く立っていられない状態で、ステージには何とかあがり
ましたが、ディレクターズ・チェアーのようなものに完全に座ったまま歌うと
言うスタイルでした。
バンド編成が、ピアノ、ベース、ドラム、ギター、コーラスが2名、キーボードが
2台だったのですが、ギターも後ろにエレキギターが置いてあるものの、最初から
最後までエレアコしか使用されず・・・もしかしたら、日本に来てから立てない
状態になったのか?
急遽、座って歌うことになり、ライブの曲を新譜のR&Bっぽいサウンドから、
Jazzのスタンダードナンバーへ変えたのではないか・・と思いながら見ていました。
今回は、New Albumが発売されたばかりだったので、こちらのAlbumからの曲が
中心に演奏されるのかな、と思っていたら、Jazzのスタンダードナンバーが
中心のステージで、若干出鼻をくじかれた感がありました(苦笑)が、
私個人的には、Natalieといえば「Unforgettable」という、Jazzスタンダード
ナンバーを収録し、さらに有名でかつ彼女のお父さんであるNat King Coleとの
時空を超えたデュエットで話題になった作品のイメージだったので、その
アルバムのイメージの曲がたくさん聞けて、本当に嬉しかったです。




登場していきなり「Fever」を熱唱・・・。
この時点で、既にKOされておりました。ワタシ。
ベースとDrsだけというシンプルな編成で歌ってくれました。
いやぁ~、この大好きなスタンダードナンバーを、Natalieの歌で聴けるとは!!
完全に、登場してこの歌を歌い始めたところで、Natalieが会場全体を持って
いってしまっていたので、さすがは大御所!!と思ってしまいました。
会場内も、彼女のコアなFanの方たちが結構いて、手拍子をしたりして、相当
盛り上がっていて楽しかったです。
途中の曲も、ベース+Drsに若干、ピアノやギターが入ると言う、割とシンプルな
アレンジになっていて、ドJazzっぽいJazzと言うライブ内容になっていました。
考えてみたら「ドJazz」ってかなり久々に聞いたような??(汗)


9曲目の「The Very Thought Of You」が始まった瞬間、鳥肌ものでした!!
この曲、前述の「Unforgettable」の中に収録されている曲でも好きな曲
だったんですよね。
まさか、生で聞けるとは!!と言う感じで、興奮してしまいました。
やっぱり、この曲は美しい・・・
Natalieのちょっと甘い声で聞くと一層美しさが増す曲ですね。
すっかり酔ってしまいました。


そのあと、2曲はさんで「Smile」。
これも、お父様、Nat King Coleが歌うVersionが有名ですね。
チャーリー・チャップリンからこの曲をもらったという話を歌う前にして
いましたが・・・
この曲は、特にNatalieの父親へのRespectなどが感じられた上、曲のよさを
しみじみと感じさせられて、またまた私の中で「きゃーー」とかなっておりました。
そして、この曲はNat King Coleとはちょっとアレンジを変えて歌っていましたが、
Natalieなりのオリジナリティを曲に入れつつ、しかしその一方で父親を尊敬し、
彼の音楽を自分なりに受け継いで行こうとしている感じがひしひしと伝わってきて、
素晴らしい!!と思いました。
この曲のエンディングで後ろにスクリーンが下りてきたので、これで終わり
なのかな?と思ったら、なんと!!Nat King Coleの映像と声を流しながら
アルバム「Unforgettable」で実現した時空を超えた親子Duetの生演奏・・・・。
「Unforgettable」を、Nat King Coleの声を流しながら、アルバム通りに
Duetしてくれました。
もう、これにはマジで泣きましたわ。(ホントに泣いてました、私)
まさか、聞けるとは思っていなかったので・・・。
CDにほぼ忠実に再現され、至福の瞬間でした。
この曲の再現を生で聞けただけでも、本当に見に行く価値ありましたわ。
この曲でも、本当にNatalieが父親を尊敬し、彼の音楽を自分なりに受け
継いで行こうとしている感じがひしひしと伝わってきました。


最後は「L-O-V-E」
やっぱり、ここまでスタンダード歌いまくって、更にNat King Coleの代名詞
といわれるようなナンバーを何曲も歌ってきたんだから、この曲歌って
くれないとね!!(でも「Stardust」も聞いてみたかったぞ、本音を言うと(笑))
思わず、嬉しくなって口ずさんでしまいました。
会場も、やっぱりこの曲と「Unforgettable」が一番盛り上がっていた気がしました。
さすがに、この曲を終えて、退場し今回はEncoreはなかったですが、全部で体調が
悪いにも関わらず11曲を熱唱してくれて、よかったです。
素晴らしいものを見させていただきました♪

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