「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」

原題：Charlie Wilson's War

『冷戦時代の影にこんな話があったんですね。』

※画像は映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！

1980年代、アメリカとソ連の思惑が交錯する冷戦時代。
たったひとりの破天荒な男の活躍が、その後の世界を
大きく変えることになる。
彼の名はチャーリー・ウィルソン。テキサス州選出の
下院議員だが、関心があるのはもっぱら酒と女で、
楽しく幸せに日々を生きることがモットー。
"チャーリーズ・エンジェル"と呼ばれるセクシーな
美人秘書軍団を従え、時にはパーティでプレイメイトや
ストリッパーとお楽しみに興じながら、ドラッグをたしなむ
こともある。しかし、その裏に潜むのは、平和を愛する
気持ちと揺るぎない愛国心。
ソ連軍に攻め入られ、子供たちが命を落とし、難民で
溢れかえるアフガニスタンの現状を知った彼は、テキサスで
6番目にお金持ちのセレブ、ジョアンやCIAのはみ出し者、
ガストと共に、小国の人々を助けるための一大作戦を決行する。
不気味な共産主義の台頭に脅えながらも、表立って対峙する
ことがはばかられた米ソ冷戦期、チャーリーが大らかな
人柄と人脈と運で、実現へ導いた人類史上最大の極秘
プロジェクトとは？なぜアフガニスタンは大国を打ち負かす
ことができたのだろうか・・・。

この映画、もともと試写会がなかったので、劇場に見に
行かなくちゃ！と思っていたら、もうそろそろ公開終了・・・。
早すぎるなぁ。
そんなわけで慌ててみて来ました。
もっと、おもしろく（笑える感じで）映画が作ってあるのかな、と
思ったのですが、思っていたよりかなり真剣な内容で、逆に
よかったと思います。
「The folllowings based on true story」とOpeningに書かれていて
実話をベースに作られているんですね。
話の流れも非常にわかりやすかったし、前半はかなり
主人公チャーリーのだらしないところが露呈していたけど
後半、作戦を実行していくうちに、彼の手腕と真剣さが出ていて
そのギャップが非常によかったと思います。
それを際立たせるために、前半で若干みだらな感じのシーンが
出てきているのかもしれませんが・・・
アメリカの裏舞台がまた、垣間見れたようで、なかなかおもしろい
作品でした。
戦闘シーンが入ってますが、当時の映像を取り入れていますが
それほどエグい感じもせず、「こうだったんだ」というのが
分かりやすくするために取り入れられている感じです。
私は、アフガンの話が前宣伝出てきていたので、現在の
アフガンの話なのかと思っていたのですが、20年ほど前の
冷戦時代の話だと気がつきました。
20年前と言う設定の割には、衣装とかあまり違和感を感じ
なかったので、セレブとかはあまりファッションとか変わって
いないのかもしれないですね。
脇役のジュリア・ロバーツ演じるジョアンですが、彼女の金髪が
ちょっと似合ってなかったけど（苦笑）まぁ、それは役柄と言うことで
良しとしましょう。
もうすぐ、公開終了してしまうみたいなので、気になっている方はぜひ
劇場へ急いでくださいね。

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