「JUNO」

yuko20602008-05-23




『JUNOの心の葛藤とか、成長がさわやかでよいです。』




※画像は映画「JUNO」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。




秋。エレン・ペイジ演じる16歳のジュノに、予想外のトラブルが発生!
バンドも組んだことのある、同級生のポーリーの子供を妊娠したのだ。
興味本位でした1度きりのセックスだったのに…。ポーリーと
親友のリアに妊娠を報告したジュノは、「もちろん、中絶するつもり」と告げる。
 ところが、中絶クリニックの前には、中絶反対運動中の同級生がいた。
"赤ちゃん、もう爪だってはえてるわよ"とつぶやいた彼女の一言が、
ジュノの心に鋭く突き刺さる。"やっぱり産もう…"
 ジュノは早速リアと一緒に、里親探しを開始する。街のフリーペーパーで
見つけたのは、郊外の高級住宅街に住むヴァネッサとマークのカップルだ。
外堀を埋めてから、ジュノは両親に妊娠を報告する。
ショックを受けながらも、養子縁組の手配を自力で済ませたジュノを
受け入れるしかない。
父マックは養子縁組の面接に同行し、義母ブレンはジュノを全面的に
バックアップしてくれることになった。ポーリーひとりが蚊帳の外だ。
 週末になり、ジュノとマックは養子縁組の契約を取り交わすために、
里親希望のふたりの家に向かう。豪邸で待ちかまえていたのは、
興奮してナーバスになっているヴァネッサ、ぎこちない雰囲気を
漂わせたマーク、堅苦しいスーツに身を包んだ弁護士だった。
かみ合わない会話を重ねながら、ようやく事務手続きが無事終了
したところで、ジュノはマークのギターを発見する。
共通の趣味にふたりは意気投合するが、この瞬間、紙切れだけの
関係が大きく変わり始めていった。
 長い冬が過ぎ、春から初夏に変わる頃、ジュノは出産予定日を迎える。
そのとき、ジュノの隣にいるのは…。




この映画のCM「子供がもう少しかわいくなったら搾り出して渡すわ」
とか、「妊娠検査薬で【悪魔の(+)が出てきた」とか結構過激な
シーンが多くて、どんな映画なんだろう・・・と思っていました。
でも、上映2館からの大ヒット!ということだったので、楽しみに
していました。
JUNOのセリフはやっぱり現代っ子でとっても過激だったりするんですが、
大人顔負けの冷静さがあったり、でもやっぱり未熟な部分があったりで
彼女の成長の様子を見ていると一緒に切なくなったりします。
妊娠しているのに、堂々としていたり、周りの視線を気にせず自分らしく
いようとしていたり・・・強いなぁ〜って思わせられる部分もあったりして
そういうところが、とても羨ましかったりしました。
日本人だと、なかなかこういう女の子、いないかも。
この作品、実話らしいんですが・・・こんな女の子が世の中にいるんですね。
ある意味、芯が強くてカッコイイ現代っ子だなぁ〜って感心しちゃいました。
家族も、最初は「まさか妊娠だとは・・」と言っているんですが、結局
JUNOのペースになっていってみんなが暖かく協力しているのが本当に
いいなぁ〜って思ってしまいました。
最後は最後で、本当にJUNOが自分の好きな人に気づき、さわやかな終わり方
をしているので、とってもよかったです。
この映画、じわじわ評判になったのも分かる気がします。
若い子は、JUNOの性格、堂々としているところに憧れ、そして多感な時期に
起こり得ることに共感し、大人は大人で、感心させられつつ、JUNOの
ペースに巻き込まれてしまう・・・とても愛らしい作品だと思います。
ぜひ、劇場で楽しんでくださいね。

                                                                                          • -

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