「大いなる陰謀」
原題：Lions for Lambs
『戦争系の映画かと思ったら、政治ドラマでした。』
※画像は映画「大いなる陰謀」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！
という基準で評価してます。
メリル・ストリープ演じるベテラン・ジャーナリスト、
ジャニーン・ロスは、40年間にわたって、アメリカの政治の
中枢を取材し続けてきたベテランのジャーナリスト。
未来の大統領候補と目されるトム・クルーズ演じる
ジャスパー・アーヴィング上院議員の呼び出しを受け、
彼のオフィスにやって来た。
独占インタビューに赴き、対テロ戦争の新作戦について知らされる。
同じ時刻、ロバート・レッドフォード演じるカリフォルニア大学の
歴史学教授マレーは、優秀であるのに勉学に身が入らない学生
トッドを呼び出し、志願兵となった教え子２人の話を始める。
そして、アフガニスタンでは志し高い2人の若き兵士が最前線に
送られていた・・・。
時間があったので、2本映画を見てしまいました。
もう1本「フィクサー」を見たのですが、その紹介は明日の日記で
書きます。
さて・・・前宣伝を見ていた限り、アフガン戦争の映画かな、という
感じだったので、若干、戦闘シーンとか私が苦手なシーンが出てくる
かなと思ったのですが、そうでもなかったです。
どちらかというと、「政治ドラマ」という感じなのかな・・・と
思います。最後までハラハラドキドキしてしまいましたけどね。
映画の方は、トム･クルーズ演じる上院議員と、メリル･ストリープ
演じるジャーナリストの会話のシーン、ロバート・レッドフォード演じる
大学教授と、生徒のシーン、アフガニスタンのシーンとぐるぐる回るので
途中まで、それぞれのつながりが見えず、どうなってんだ？という感じ
なのですが、それぞれのシーンのセリフなどで、1つにつながっていき
同じ時刻に、それぞれの場所で、どのようなことが起こっているかみせる
ためにそのような作り方をしているんだな、と前半1/3くらいのところで
見えてきます。
若干、映画の最初の導入部分としては分かりにくい作品かもしれません。
ただ、分かってくると話に入り込めるので、若干ハラハラドキドキ、
どうなっていくんだろう〜って思いながら見てしまいます。
この映画、もしかしたら本当にこんなことがアメリカで起こっているのかも
しれないな〜なんて思いながら見てしまいます。
今も、まだまだアフガニスタンやイラクではアメリカ兵をはじめ、たくさんの
人が犠牲になっていて、平和になる兆しすら見えないですから、政治家の
陰謀でいろんなことが起こっているのかも、報道されないだけなのかもな、
なんて思いながら、見てしまいました。
今、起こっている戦争が、この映画みたいに陰謀が渦巻いているのであれば
本当に、辞めてほしいなぁ〜と思います。
実際にはそうなのかもしれないし、そういうのを警告している映画なのかも
しれないですね。もしかしたら・・。
映画の手法も、なかなか面白いですし、考えさせられますし、ハラハラ
ドキドキしつつ見るにはいい映画かと思いますよ。
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