「ジェイン・オースティンの読書会」

yuko20602008-04-02

原題:The Jane Austen Book Club



『やっぱり映画は字幕版のほうがいいな〜。(独り言です)』




※画像は映画「ジェイン・オースティンの読書会」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


 きっかけは、一匹の犬だった。ブリーダーのジョスリンが、一番愛情を
注いでいた犬、プライディが亡くなったのだ。ジョスリンは、恋愛には
興味がないと言い放つ独身主義者。葬儀に集まった友人たちは、
彼女が悲しむ姿を見て、元気づけたいと考える。
離婚歴6回、いまは気ままに独りで暮らすバーナデット。
彼女は、英文学作家ジェイン・オースティンの作品こそが人々の悩みを
解決してくれるものだと常々考えていた。
「オースティンは、人生の最高の解毒剤」だから…。
彼女が愛犬を亡くし悲しみに暮れる友人・ジョスリンを励ますために
ジェイン・オースティンの読書会を思いつき、メンバーを集める。
ジョスリンの親友シルヴィア、夫がいながら教え子の高校生に恋をして
しまったプルーディー、シルヴィアの娘で恋多きアレグラ、そして唯一の
男性・グリッグが加わり、6人のメンバーで半年間、オースティンの
6冊の本について語り合う読書会が始まった。




この映画、実は年始のパリ行きの飛行機の中で1度見ていたんです。
でも、吹き替え版。 字幕と吹き替えを選べると言う状態ではなく
完全に日本語吹き替え版しかありませんでした。
そんなわけで、仕方なく吹き替え版で見ていたのですが・・・
劇中に登場するプルーディという高校のフランス語教師の彼女の
吹き替えが、かなりキツくて、こんなにキツイ女性なのだろうか?
と思ってしまい、何となく納得いかなかったんですよ。
それで、1度字幕版でどうしても確認したくて、試写会で見に行きました。
やっぱり、映画は字幕版で見たほうがいいな。
(↑それで、今日の一言が、このつぶやきなのです!!)



さて。。。これから見る方のためにこの映画の解説をちょっとします。
この映画で出てくるジェーン・オースティンというのは、18世紀〜19世紀に
本当に存在した小説家で、読書会で課題として読んでいる小説は
本当に実在している作品です。
また、読書会というのがアメリカの中流層の間で流行っているそうで、
それを題材にした「Jane Austin Book Club」という小説がありそれを
映画化したのがこの作品だそうです。
この「Jane Austin Book Club」という小説自体もかなり人気のある
作品みたいなんですけどね。
日本では、読書会ってあまりなじみがないですよね。
だから、イマイチピーーンと来なかったりしますが。
たまに、映画を見ていると、読書会が劇中にあったりしますね。



さて、この作品ですが、キャラクターたちががんばっているのに
なかなか上手く行かない現実の中で奮闘しています。
見ていて、とてももどかしさを感じたり、現実の生活の中でも同じことが
あったりするなぁ〜なんて思いながら、重ね合わせて見れたりして
なかなかよい作品でしたよ。
でも、正直、この作品、男性が見たら「つまらない」って言うかも
しれないなぁ〜って感じですね。 いろんな葛藤をしながら、でも
最後はいい方向にジェーン・オースティンの小説と同じように動いていくんですね。
小説の中身と絡めながら、読書会に参加しているキャラクターたちの
現実の生活があって、こういう作品もいいなぁ〜って思えました。
恐らく、この読書会に出てくる小説を読んで、ある程度話を知っていると
もっと面白く映画を見れるのかもしれないですね。


                                                                                          • -

<<お知らせ>>
人気Blogランキングに登録してみました。
よかったら、ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ