「ダージリン急行」
『コミカルなのかと思っていたら、意外にそうではない映画でした。』
※画像は映画「ダージリン急行」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！
という基準で評価してます。
インド北西部を走るダージリン急行に、長男フランシスの
呼びかけで、次男ピーターと三男ジャックがのホイットマン
3兄弟が集まった。
父の死をきっかけに1年の間絶交していた彼らは、それぞれに
問題を抱えていた。会えば口論し、掴み合い、いがみ合う3人。
インドの旅を通じて、再び兄弟の結束を高めようとしていた。
3人は人生を変える旅を必要としていた。
また、この旅には目的があった。
それは行方不明になった母親を探すこと。
そんな中、あるトラブルから3人は列車を放り出されてしまう。
果たして、無事母親に会うことが出来るのだろうか。
かなり、コミカルな作品なのかと思っていたらそうではなかったので
期待を裏切られた・・というか（笑）
これはこれで、おもしろい作品だったんですけどね。
この映画の前に「ホテル・シュヴァリエ」という短編映画が同時
上映だったのですが（朝イチの回のみだそうです）、この映画に
本当はつながっていて、全部の回で同時上映した方がいいんじゃない？
と思いながら見てしまいました。
というのも、三男のジャックが小説家で、彼が書いたということに
なっている作品がその「ホテル・シュヴァリエ」で、彼自身が
自分の好きな相手とそのストーリーを演じていることと
ホテル・シュヴァリエのバスローブをダージリン急行の中で着て
いるので、どうしてそのバスローブを着ているのかホテル・シュヴァリエを
見ないと分からないんじゃないかな・・って思うんですよね。
なので、これからこの映画を見ようと思っている方は、ホテル・シュヴァリエが
同時上映のところて見た方がいいと思います。
私は、日比谷シャンテシネで見たんですが、こちらは朝1回目のみ同時上映
でしたので、朝イチの回をオススメします。
映画は舞台がインドということで、ちょっとチープな感じのするロード
ムービーだったのですが、ちょっとシュールでおもしろかったです。
かなり、ドタバタ劇って感じの部分もありましたね。
インドの砂漠とか、遺跡とかが出てきて、風景も見ごたえがありました。
でも、3兄弟がダラしない感じだったので、見ている最初はあまり
おもしろいとは思えなかったんですけどね。
ただ、段々兄弟が仲を取り戻して、ダージリン急行からおろされてしまった後
起こるいろんなことで、彼らが団結していく様子がなかなかよかったです。
何も考えずに見れる感じの映画でした。
インドの風景を楽しみつつ、ボーっと見るにはいい映画かもしれませんよ。
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