「地上5センチの恋心」

yuko20602008-03-14




『日常のちょっとしたことから幸せ探し・・素敵な作品でした。』




※画像は映画「地上5センチの恋心」のものです。


表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


何かあればすぐにジョセフィン・ベイカーの曲を歌いながら
踊りだし、いつでも地上から少し浮いているような主婦オデット。
ささいな事から幸せを見付ける天才だ。美容師の息子と生意気盛りの
娘と一緒に住む彼女は、昼はデパートの化粧品売り場で働いて、
夜はせっせと羽根飾りの内職に励む。
そして寝る前にはお気に入りの作家バルタザール・バルザンの本を
読むのがなによりの楽しみだ。
バルタザールは、ベタベタのラブロマンス作家だが、オデットに
とっては憧れの存在。
彼の本は、たちまちオデットを夢の世界へいざなってくれる。
 ある日、彼に感謝の気持ちを伝えたいとファンレターを渡すことに
成功!
一方のバルタザールは最新刊が酷評され、挙句妻がその評論家と
浮気している事を知る。
そんな時、オデットのファンレターを読み、彼女の元を訪ねることに。。




この映画、試写会が当たっていたのに仕事で見れず(涙)
今日は、銀座シネスイッチでレディースデイで900円で見れると
いうことで見に行ってきました。
館内は女性ばっかりで大盛況でしたよ。
映画のほうは、フランス映画ということでやはり小粋で
おしゃれな感じがしました。
でも、若干、映画のカラーというのか、タッチが古い感じが
したんですが、2006年の作品なんですよね。
奥様は魔女]とかあの辺りの雰囲気を思わせるような?感じの
カラーだったのですが、比較的新しい作品だったのでちょっと
意外な感じもします。


さて・・・主人公オデットはどこにでもいる主婦ですが、
ものすごくキレイで、人を癒す力があり、音楽がかかると
ノリノリで踊ってしまい、周囲のものや人を巻き込んでしまう
不思議な魅力があります。
その反対で、娘はなんだか、おしゃれもしていないしどうしようも
ない男を連れ込んで同棲しているし・・そんな現実に嫌気が
さしながらも、バルサンの小説を読んで、幸せになったり、
ちょっとした日常のことで幸せになったりして、とても前向きで
すばらしい女性だな、と思いました。
映画は、ミュージカル調なのですが、本当に本人が歌っている
わけではなく、音楽に主人公が口の動きを合わせているような
感じでした。
ミュージカル調といっても、音楽でセリフをつづるというより
主人公のオデットがウキウキしているときだけ音楽が出てきて
それに合わせて踊っている・・周りの人も巻き込まれて踊っている
という感じでした。
映画の中で印象に残ったのが・・・バルサンが、傷心してオデットの
家にしばらく住み込むことになったのですが、彼女の生き方を見て
息子を連れてきて「自分の息子に、君なら幸せのレッスンが出来ると
思う」というセリフ。
このセリフを聞いて、ちょっとハっとさせられました。
自分は普段、ちょっとした事から幸せを見つけられているのだろうか、
人にそう思われるような生活をしているのかな・・・って。
この映画を見て、オデットのようにウキウキワクワク生きたいな、って
思えたら、儲けものなんじゃないかなぁ〜って思いながら見終わったあと
とても楽しくなりました。



どうやら、銀座シネスイッチでは、仕事帰りに見られる19:00〜の回が
来週、3/21(金)で終了との事。
気になった方は、レディースデイが利用できる来週に見てみましょう。
でも、DVDでチェック・・・って言うのもアリかな。


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