「Kids Meet Jazz!」

55に引き続きJazzのアルバムをご紹介します。
今回は、オムニバス・・というか企画ものですね。
こちらのページに「Kids Meet Jazz!」のことが
特集ページとして載っていますのでご参考にどうぞ。
このページに、この「Kids Meet Jazz!」のProducerである
ゴンザレス・鈴木氏のコメントがこのように書かれています。
【漫画家の赤塚不二夫さんは、以前、目の見えない子と見える子が、
　その色や形を「同時に楽しむ」という「絵本」を出版したことがあります。
　一見何でもないようで、とても画期的なこの本の発想は、
　「大人と子供が同時に感動できるJAZZ」という今回のアイデアに
　つながっています。ジャズの中には、大人にとっても必要な、
　そして未来の子供達にも伝えていきたい、生きること楽しむ喜びや、
　生き方の知恵がある気がします。＝以下省略＝】
どうやら、子供達にもっと身近にJazzに触れてもらおうという
企画で、東芝EMI編、Victor編、ユニバーサルミュージック編
として、それぞれCDが出ています。
それぞれのレコード会社から出ているJazzアーティストの
楽曲をコンピレーションアルバムとしてまとめて出ている
アルバムのようです。

しかし、今回ご紹介する、ジェネオン エンタテインメントから
出ているアルバムは、この企画のために演奏され、収録された
CDです。
参加アーティストは元PSY・SのVocalだったCHAKA、デイナ・ハンチャート
西脇辰弥、国府弘子、Tapの宇川彩子などなど。
私はもともと、このCDにFried PrideのSHIHOちゃんが1曲
参加しているので、それを聴きたくて買ったんですが、それだけで
済ますのは本当にもったえないCDです。
そして、子供だけに聞かせておくのは本当にもったえない！！
大人が気軽に楽しめるJazzCDだと思います。
JAZZがあまり分からない、小難しい音楽だから聴きにくい、って
思っている人ほど聞いてほしいアルバムですね。
一切、小難しいことはしていないし、サラっと聴けるCDになって
います。しかし参加しているアーティストが一流アーティスト
たちだから、演奏自体は非常に素晴らしい。
CHAKAさんとデイナ・ハンチャートがほとんどVocalで歌ってますが
この2人の歌が非常に素晴らしいし、バックの演奏もそれを盛り立てる
演奏になっていて、質の高い演奏が繰り広げられています。
全曲、好きですが私は
1.On The Sunny Side Of The Street
3.Love
5.The ABC Song
6.My Guy
7.The Rainbow Connection
8.Tea For Two
10.ドレミの歌
がオススメですね。
6.My Guy　はShihoちゃんの爆笑から曲が始まりますが恐らく
Sessionで1発録りしていたのではないか？と思われます。
10曲目のドレミの歌は、宇川彩子さんのTapのリズムが非常に
音楽にはまっていてよいです。
聴いていてとても楽しくなれるJazz CDなので、ぜひ聴いてみてください。
本当に子供だけに聞かせておくのはもったえない！！

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