「ペネロピ」

yuko20602008-02-04

原題:Penelope


『笑いあり、考えさせられるところあり・・な作品でした。』




※画像は映画「ペネロピ」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



社交界でも注目を浴びる裕福な名家、ウィルハーン家の一人娘
として生まれたペネロピ。ウィルハーン家には古くから言い伝えがあった。
5代前のラルフ・ウィルハーンは使用人のクララに手を出し、妊娠させて
しまったが、彼女を捨てて、名家の娘と結婚。悲しみのあまり、クララが
崖から身を投げた夜、クララの母親が魔女となって屋敷に姿を現し、
一家に復讐するため、「次に生まれる娘は豚の鼻と耳になれ」と
呪いかけたのだった。「この呪いを解く方法はただひとつ。
お前たちの"仲間"が、娘に永遠の愛を誓うこと」。
幸運にも5代にわたって、ウィルハーン家に生まれたのは男の子
ばかりだったが、その後、初めて生まれた娘が、ペネロピだった。
両親は呪いを解こうと何とか娘を結婚させようとするが、訪れるのは
財産を狙った男たちばかりで、彼らもペネロピの姿を見ると、逃げて
いくばかり。そんな中、1人だけペネロピの姿を見ても逃げなかった
マックスと出会うが、またも裏切られてしまう。傷心のペネロピは
それをきっかけとして自分らしく生きていくことを決意し、街へと
飛び出した。



この映画、111分くらいと短めでよくまとまっていると思います。
最初の方は、ちょっと話の展開に「どうなっちゃうのかな」って
ハラハラドキドキしちゃうんですが、どんどん引き込まれて行きます。
ペネロペを演じるクリスティーナ・リッチの特殊メイクが最初
とても不自然に感じるんですが、話が進んでいくうちに
自然に見えてきてしまうので、これがさすが女優魂なのかな、
って思いながら見てしまいました。
お話は、ありえない設定である意味、おとぎ話風なところも
ありつつ、もし自分に何か大きな欠点があり、それを認めて
くれる人が現れなかったらどうするのか・・などいろいろと
考えさせられてしまいました。
彼女の母親みたいな、外見や世間体を気にばかりしている人
もたくさんいるし、そういうのを気にせず明るく生きていける人も
いるし、笑いの中からも考えさせられる部分のある映画だと思います。
あるシーンであまりに面白くて、会場内がどーーっと笑いで沸いていた
シーンもありましたし、何も考えずに見れる部分もありつつ、
実は結構考えさせられるところがあるよい作品だと思います。
あと、主人公を演じているクリスティーナ・リッチの衣装がかわいい!
さすが、良家のお嬢様と言う感じで、POPでまねしたくなるような
かわいい衣装がいっぱい出てきますので、その辺も女性なら
楽しめる作品だと思いますよ。


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