「潜水服は蝶の夢を見る」

yuko20602008-01-23




『根気よく本を書き上げた姿に脱帽でした。』





※画像は映画「潜水服は蝶の夢を見る」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



主人公ジャン=ドミニクはかつて雑誌ELLEの編集長だった。
彼が目覚めたのは病室だった。
自分が脳梗塞で倒れ、運び込まれたことを徐々に思い出す。
医者や看護婦が話しかけてくるが、意識ははっきりしているのに、
自分の言葉が通じない。
しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左眼だけ。
これなら死んでしまった方がましだ。そんなジャン=ドミニクに、
言語療法士アンリエットが、瞬きでコミュニケーションをとる方法を
教えてくれた。
ジャン=ドミニクの希望は少しづつ未来へと向かっていく。
そしてある日、瞬きで自伝を綴り始めた。そこには大切な思い出、
友達や恋人、そして家族への溢れんばかりの想いが詰まっていた。




この作品、ちょっと淡々としすぎていて、あまり入り込めなかった
という理由で★3つにしました。
先週末の某情報番組の映画コーナーでも注目作品ということで取り上げられて
いたので、ちょっとは期待をしていたんですけど、私の好きなタイプの
映画ではなかったようです。
この映画、正直、ストーリーにまとまりを欠いていて、あちこちに話が飛んで
いる感があって、余計に入り込めませんでした。
でも、もしかしたら、他の人が見たら★4つはつけるかもしれない作品ですね。
あくまでも、私の感想なのでもし、これからこの映画を見る方はぜひ
コメント欄にコメントを寄せてください。
この本は、実話なんだそうです。
既にご本人は亡くなっているそうなんですが、かなり売れた作品なんだそうです。



主人公のジャン=ドミニクの内面を、ある程度想像などで描いていると
思われるのですが、内側で「違う」とか叫んでいるのがなかなか面白い反面、
自分が全ての自由を奪われたらどうなってしまうんだろう・・・とある意味
その状態になることの怖さなども感じながら見てしまいました。
左目だけで、相手が読み上げてくれるアルファベットに瞬きして単語を伝えて
会話する・・ものすごくもどかしくてしょうがないんじゃないかな、と思って
しまうのですが、そのもどかしさに本人も根気よく耐えて本を作ったなぁ〜と
感心してしまいました。
同じ麻痺になってしまった人が主人公の映画で「海を飛ぶ夢」という作品が
ありますが、私は「海を飛ぶ夢」では泣いてしまったので、こちらの作品の
方が好きです。
気になる方は両方見比べてみるといいのではないかしら??


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