「ヴィーナス」

yuko20602007-10-23




『実は人間の核心を突いている哲学的な作品なのかも??』




※画像は映画「ヴィーナス」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。




若い頃はもてはやされ、女性とのさまざまな浮名を流した俳優のモーリスも、
もはや70歳代。
成功したはずの俳優の仕事も最近回ってくるのは脇役ばかりで、俳優仲間の
イアンと“お迎え”を待つ日々を送っている。
そんな彼がイアンの姪ジェシーをみてときめいた。
下品で無作法であってもこの若さの輝き、肌の張り。
彼女こそがわがヴィーナス、残りの人生を充実させてくれる生き甲斐だ!
かくして、モーリスは邪険にされても相手にされなくても、なんのその。
あらゆる手練手管を駆使してヴィーナスにアプローチ、彼女の
“生の煌き”になんとか触れようとする…。



「エロイ!」「エロジジイ!」の映画だ・・と言ってしまえば、それで
終わってしまいそうな映画ですね、確かに。
途中も、主人公のモーリスの行動に、笑っちゃう場面も結構あって
会場内でも笑いが起こってましたからね。
ただ、人の見かけは老いても、中身は変わらない・・ってことなのかな、
って思ったり、男性も歳を老いても根本的な人間の持つ願望や欲求は
なくなったりしないのかな、ということなのかもしれないな〜と思いました。
そういう意味で考えてみると、哲学的な映画なのかもしれないですね。
若い女性を「ヴィーナス」とたたえているところと言い。
映画の2/3以上は、主人公モーリスの行動にええーーって思うかもしれないけど、
最後の方は、イアンの姪・ジェシーがどうしようもない女の子だったのに
段々、変わっていく様子、きれいなエンディングに向かっていく感じが
なかなかよかったです。
ヨーロッパの映画だなぁ〜って見ていてホント思いました。





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