「ONCE ダブリンの街角で」

yuko20602007-10-22



『音楽がいっぱい流れていて、音楽を聴く映画かもしれません。』



※画像は映画「ONCE ダブリンの街角で」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



アイルランドの首都、ダブリン。
ストリートミュージシャンの主人公は父親が営む掃除機修理業を手伝いながら、
レコード契約を夢見ている。
彼のガールフレンドは最近彼を置きざりにしてロンドンに行ってしまう。
彼女を失った事に向き合いながらも傷心を癒せないでいる。
ある日、彼はダブリンのストリートで演奏中に、新しい生活を始める為に
ダブリンへと移ってきたチェコ共和国移民の若い女性と出会う。
彼女は上流階級的で家政婦として働いているが、金銭的に苦しく、ずっと欲しいと
願っているピアノを買うことが出来ない。
楽器店で昼休みにピアノを弾かせてもらうことをとても楽しみにていている。
アイルランドの空前の経済好況の間に、ますます豊かで実利主義になっている
ダブリンで、彼らは疎外感を感じる。音楽という共通点を見つけた2人は互いに
惹かれあう。
音楽を共有することで、次第に心を通わせていき、バンドを組むようになる。
デモを作成する為にレコーディングのリハーサルをする。そしていつしか2人は
アーティストとしても、プライベートにおいても、お互いがとても大きな起動力と
なっていた。
新たな希望と創作意欲、そしてロマンスを見出し、自分達の人生を取り戻そうとする。




低予算で作られたインディーズ映画のようで、とても映画がシンプルだと思います。
主人公がシンガーソングライターという設定なので、劇中音楽が流れていたり
歌っているシーンが非常に多いので、音楽が嫌いな人はちょっと見ていて
疲れちゃうかもしれません。
ミュージカル映画ではありませんが・・・
音楽はロックっぽいバラードが中心なので、結構聞きやすいと思います。
主人公の彼、とてもギターも歌も上手くて味があります。
相手役の女性も声がきれいだし、サントラ盤だけ聞いても楽しめますね。
空前の大ヒット・・という評判の割には、ちょっとイマイチだったかなぁ〜。
インディーズ映画なので、映画の流れにちょっと難あり、と言う気もします。
淡々としすぎというのか、ちょっと物足りないですね。
途中、若干飽きてきてしまった部分もあるし。
あと、終わり方がイマイチだったかなぁ。
あっけなく映画が終わってしまうので、そこがちょっと残念でした。
もしかしてリメイク、なんて話があったら核となるストーリーは素敵なので
しっかり作って欲しいかな、という個人的願望を抱いています。





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