「ミス・ポター」

yuko20602007-09-05

原題:Miss Potter



『90分ちょっとという短い中にストーリーを上手くまとめているよい作品でした。』



※画像は映画「ミス・ポター」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



1902年、ロンドン。新しい世紀が訪れたが、イギリスにはまだヴィクトリア朝
時代の封建的な空気が漂っていた。
上流階級の女性が仕事を持つことなどあり得なかったこの時代に、アーティスト
として生きようとした1人の女性がいた。
レニー・ゼルウィガー演じる湖水地方で出逢った大好きな動物たちを描き、
絵本として世に出すべく、出版社を訪ね歩くビアトリクス・ポター
良家の子息との縁談を断り続けたビアトリクスは32歳で独身、芸術的才能で
自立することを願っていた。


 幼少期に出会った大好きな動物たちをモデルに、ピーターラビット
その仲間たちの物語を次々と世に出すことになる。
ユアン・マクレガー演じるノーマンが、編集をを担当することになるのだが、
ノーマンはビアトリクスが魂を吹き込んだピーターラビットと仲間の物語に、
すっかり心を奪われてしまう。
ノーマンという真の理解者が現れたことが、ビアトリクスの人生を豊かに変えていく。
ノーマンと恋におちるが、身分違いの許されない恋の行方に思わぬ運命が待っていた。



93分ととても映画が短いのですが、その中にビアトリクス・ポターの半生が
上手く描かれいて映画のつくりとして、非常にいいなぁ〜って思いました。
このくらい短い時間にきれいにまとまっていると見るほうもいいんじゃないかな、と
個人的には思います。
最近、この手の映画2時間を越えるものも多いですからね。
主役のレニー・ゼルウィガーは相変わらずかわいらしいですね。
私は彼女を見たくてこの映画を見たというのも映画を見た理由の1つに
あるのですが、そうでなくてもかなりこの映画オススメですね。
まず、オススメポイントが、出てくるピーターラビットをはじめキャラクターたちが
本当にかわいらしいこと、ピーターラビットなどの誕生・・・どのように本に
なって行ったかが分かること、その時代背景が分かること、出てくる風景などが
非常に美しくて映像がきれいなこと・・・です。
これだけでもかなり見ごたえがある映画なんじゃないかな、って思います。
また、ビアトリクスとノーマンの恋の行方が・・私もかなりウルっと来てしまいました。
この山場がラストじゃないってところがこの映画のツボでもあるのかもしれませんが。
また、主人公のビアトリクスが封建的な時代に、その時代の常識概念を打ち破って
愛や信念を貫こうとひたむきに、そして静かに行動をして信念を貫いたところが
現代女性が見ても、勇気がわくんじゃないかなって思います。
女性には圧倒的に支持されそうな映画だなって思います。
やわらかくもなれて、勇気も持てて。。。こんな映画なかなかないんじゃないかしら。







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