ケアリィ・レイチェルのライブ@中野サンプラザ

昨年の8/19以来のライブとなりました。
お帰りなさい!ケアリィ。
昨年、正直日比谷野外音楽堂のライブを見に行ったとき、ちょっと暑くて
ヘバってしまったので、今年は絶対に室内のライブに行こう!と思っていたので
ライブ情報が出た時から張りきってチケットを取りました。
チケットを取ってから半年・・・長かった〜。



今回は、前回、昨年ライブを見たときとかなりライブ構成が違っていたような
気がしました。
多分、野外のライブは野外のライブ、室内のライブは室内のライブ・・と
やれることが多少違う部分があるので趣向を変えているのではないかな、と思って
見ていました。



前半は、ベスト盤にも入っている曲を中心に割と知っている曲が多くて、
それを生で聞ける喜びをかみ締しめていました。
この話をどこかで書いたかもしれませんが、日本では「フラダンスの上に音楽がある」
と捕らえられていて、フラダンスの方がメインストリームとして流行っていますが、
本当は「フラ音楽があって、そこにフラダンスがある・・」という感じで、本当は
音楽がメインストリームなんだそうです。
確かにそうですよね、音楽がなければ踊れないですしね。
これは、ずいぶん前に読んだハワイアンの雑誌に書いてありました。
なるほどなぁ〜って思いました。
そして、今回のライブはまさにそれを体現できるライブでした。
ケアリィの音楽があって、そこにフラダンスが付けられている・・そんな感じでした。
曲によっていろんなダンサーが出てきて、フラダンスの華やかさやしなやかさを
たくさん見させてもらいました。
また、ケアリィのお母さんがフラダンサーたちにまぎれて踊っていました。
ケアリィが47歳?とか言っていたのでお母さんが60代か70代?
年を感じさせないダンスを披露していました。


フラ(音楽ですよ)は、よく見るとリズムセクションがいないんですね。
ギターとベースだけで・・もしかしたら何本かのギターだけで演奏が
進んでいく、というのが特徴ですね。
だから、とてもやわらかくて、心地よいのかもしれません。
また、ハワイアンたちが気軽に家の庭や海岸などでギターだけを持っていって
演奏していたのがフラ音楽の始まりなんじゃないかな、って見ながら思いました。



また、今回のライブの中では、ハワイアン・チャントと言うジャンルの音楽が
演奏されました。


しきりに、ケアリィが「チャント」と言っていたので、家に戻ってきてから
ハワイアンチャントについて調べてみたのですが・・・
神を讃えたり語りかける祈りである一方、文字を持たなかったハワイ文化において、
神話や伝説、史実など、歴史と文化、家族系図の記憶、恐れ、不平不満、賞賛、
愛情表現、嘆願・・・などを後世に口承する重要な役割を持っていたものだそうです。


また、その「チャント」が女性によって演奏されることがほとんどない、
とのことで、女性ダンサーとコーラスの女性2人を呼んで、チャントを2曲
ほど演奏してくれました。
ケアリィのCDの中でも「チャント」が何曲か演奏されていて、ちょっと日本の
仏教のお経というかそういう感じに近くて、あまり好きではなかったのですが
生で聞いてみて、逆にこういうのもいいなぁ〜という感じでした。


また、ケアリィがマイクをつけて、1曲男性フラダンサーたちと一緒に
踊っていました。
さすがに、ダンサー達には負けていましたけど、かなり本格的に歌いながら
歌っていたのは印象的でした。
50歳になっても踊る・・と言っていたのはすごかったなぁ。
まだまだ、元気にいい音楽を作り続けてダンスもして欲しいですね。






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