8/18 Lisa Ono Sunset Bossa-Tribute to Antonio Carlos Jobim-


リサさんのライブがもう、今年はないかも・・・なんて思ったチケットなんですが
CDもリリースされ、ライブツアーもあるので、チケット取らなくてもよかったかな
なんて、後で思ったんです。
しかし、そんなことを思う必要のないライブでした。
ライブツアーとは趣旨が違うライブでしたしね。
今回は、Antonio Carlos Jobim生誕80年を記念したTributeライブで、
ほぼ全編Jobimの曲を演奏すると言うライブで、誰もが知っているような
曲から、知らない曲までたくさん演奏されました。


今回のライブは日比谷野外音楽堂で行なわれたのですが、当日は
猛暑日の谷間で、雨が降りそうな天気でしたが幸い雨が降ることもなく
日がさして暑いということもなく、割と涼しくライブを楽しむことが出来ました。
野外で、ボサノバ・・やっぱりいいですね。
南の国の音楽は、野外にぴったりだと思います。
昨年、ハワイアンのケアリィ・レイチェルのライブを日比谷野音を見たときも
とても心地よかったので、たまには野外ライブもいいですね。
基本的に野外ライブは好きじゃないんですけど・・・(笑)


曲はJobimといえば・・という「One Note Samba」から始まりました。
メンバーもJobimの息子であるPaulo Jobimとその息子のDaniel Jobimが
参加していました。
まさにTribute To Jobimなライブでした。
私は先日、このBlogにも書きましたが映画「ディス・イズ・ボサノバ」を見ていたので
映画の内容を思い出しながら、Jobimの音楽を聴くことが出来てより深く
楽しめたと思います。
Jobimはものすごいたくさん曲を残しているので、私も
たくさん知らない曲があるのですが映画の中で聞いた曲も
たくさんあったし、楽しめました。
リサさんは今回は完全に歌だけに徹していて、ギターはPaulo Jobimに
まかせていました。
メンバーもDrsの石川智さん以外、ほとんど外人のメンバーでいつもとは
違う編成でしたが、演奏が野外にとても自然になじんでいて、心地よい
サウンドを作り出していました。
途中で、Jobim親子のコーナーがあったり、途中からベベウ・ジルベルト
母親でもあるミウシャが登場し、彼女が5曲ほど歌うコーナーがあり
内容は盛りだくさんでした。
リサさんはあまり、ライブでMCをしない人なのであっさりライブが終わって
しまうかなぁ〜なんて思ったんですが、2時間15分近くの長いライブで
恐らく30曲近く全部で演奏されたのではないか・・と思うほどのライブで
お腹いっぱいでした。
後半には、「おいしい水」「想いあふれて」「イパネマの娘」などを演奏
してくれてとても盛り上がりました。


アンコールでは「飛行機のサンバ」ともう1曲(すいません、曲名が
わかりません。。曲は知ってましたが・・)を演奏してくれて、
これでもか!というくらいJobimの曲を聞きまくって幸せなひと時でした。
ホント、Jobimはたくさん、たくさん素敵な音楽を残したんだな・・・って
今回改めて感じさせられました。
アレンジによってその人のカラーが出るけれど、楽曲がとてもしっかり
しているからこそ、今までスタンダードとして歌い継がれているんだなぁ〜と
ライブを見ながら、そう思わせてもらいました。
そして、ちょっとポルトガル語を習ってみたいな・・なんて思って
しまいました。
曲を聞きながら歌詞がちょっとでも理解できたらもっと深く聞けそうな
気がするんですよね。






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